こんにちは!
大阪店舗仲介、未来区の奥田拓也です。
今日は家賃比率のお話しです。
家賃比率とは「売上に対する家賃の割合」のことです。
今回は飲食店を例に検証しましょう。
(写真はイメージです。本文とは関係ありません)
例えば、家賃が30万円の飲食店の場合。
一ヶ月の売上はどれくらい必要でしょうか?
飲食店の適正家賃比率は7%~10%だと言われていますので、
10%としても月間の売上は300万円必要ということになります。
家賃は固定経費の中でも大きく占めるものの一つです。
しかし、飲食店の経費には他にも、
食材費、人件費、水道光熱費、減価償却費、消耗品費、広告宣伝費、雑費。。
などがあります。
では、飲食店で1万円の利益を獲得するために、どれくらいの売上が必要でしょうか?
時折、ビルオーナーさんからこのような声が聞かれます。
「家賃をもう1万円あげたい。」
「客単価3,500円の店なら、もう3人集客したらええやん!」
果たして、これで1万円の家賃値上げは実現するのでしょうか?
(飲食店の)営業利益率(売上に対する利益の割合)は10%~15%が理想的と言われています。
営業利益率が10%の場合、1万円の売上では1,000円の利益となりますので、
ビルのテナントが1万円の利益を獲得するために10万円売上を伸ばさなくてはならないのです。
「賃料を決定するポイント」として
テナントがどういう思いでお店を経営していて、どうやって家賃を支払っているのか?
テナントが、家賃を高いと思っているか安いと思っているか。
賃料相場もありますが「家賃比率」という考え方もビル経営の中で押さえておくことが大切です。
昔は、「家主と店子は親子同然」といわれました。
今はそんな時代ではないと思いますが、テナントが栄えてこそのビル経営です。
テナントに伴走して、よりよいビル経営をしましょう。
僕たちはビルオーナーとテナントの間に立つ者として、
ビル経営を全力でサポートいたします!
最後までお付き合いありがとうございました。
株式会社未来区 代表取締役 奥田拓也
株式会社未来区のホームページはこちら
■Facebook で最新情報をチェック!
Facebookにいいね!をお願いします
■空き家管理もやってます。
空家管理110番.comはこちら
■登録は知らせる設定でお願いします。
読者登録もお待ちしています!