クレヨンハウスの絵本 | 東京散歩 * Allons Nous Promener aux Milieux de Tokyo

東京散歩 * Allons Nous Promener aux Milieux de Tokyo

ハイセンスなヘアアクセサリーのセレクトショップMilieux de la Cultureのスタッフブログです。
新着商品情報のほか、東京都内を中心に管理人の独断と偏見(笑)で選んだMilieuxなスポットをご紹介します。

こんにちは! Milieux de la Cultureです。 子どもの絵本の聖地、北青山の「クレヨンハウス」に行ってきました。


こちらは、1階が絵本、2階がおもちゃ、3階がオーガニック製品と女性の本の専門店。オーガニック・レストランも併設されています。

管理人もお気に入りの、スイスのNeaf(ネフ)社の積み木や、シュタイナー学校(ヴァルドルフスクール)で行われるにじみ絵でよく用いられるドイツのSTOCKMAR(シュトックマー)社の水彩絵の具や、お子さまが口に入れても安心な蜜ろうクレヨンもここで購入できます。

STOCKMAR  


このたった3色の絵の具で、安物の画用紙の上でもこのような繊細なグラデーションが描くことができます。

絵の具がにじんでいくさまは、大人でも思わずためいきがでるほどきれいで、観ているだけで癒されます(実際ヒーリングにも使われているらしいです)。普通の絵の具でも試してみましたが、色が濁ってしまい、こんなにきれいなにじみをつくることができませんでした。

さて、クリスマス直前ということで、店内は親子連れでかなりにぎわっていました。

絵本は星の数ほどありますが、それだけに絵本選びに困ってしまうということもありますよね。 クレヨンハウスで絵本を選ぶことのメリットは、スタッフさんお勧めのセレクションが並んでいるところ。特に洋書の絵本を購入したいときに重宝しています。

今回は2冊購入しました。

『クリスマスってなあに?』
(文・絵)ジョーン・G.ロビンソン(訳)こみやゆう 岩波書店

『クリスマスってなあに?』  『クリスマスってなあに?』

クリスマスのはじまりやしきたりについて丁寧に書かれています。
家族や恋人同士のイベントとして楽しむクリスマスも、それはそれで素敵ですけれども、本来のクリスマスのならわしもぜひ知っておきたいですよね。

作者は「テディロビンソン」シリーズを描いたJoan Gale Robinson。
訳者のこみやゆうさんは、他にもロビンソンの絵本の翻訳を手がけておられます。
こみやさんの翻訳後記もぜひご参考に。


『ALONG A LONG ROAD』 
(文・絵)Frank Viva  Little, Brown Books for Young Readers

洋書です。絵に惹かれて手に取りました。
タイトルがすでにrhymingですよね。日本ではあまり見かけない躍動感いっぱいの絵が、大人の読者をも楽しませてくれます。

洋書といっても、単語や簡単な一文が出てくるだけですので、英語が苦手という方でも大丈夫!眺めるだけでうきうきしてきます。

 


作者はカナダ出身のイラストレーターFrank Viva。
アメリカの雑誌『The New Yorker』の表紙カバーを手がけたりもしています。最近ですと、例えば今年の11月25日号の表紙を担当しています。
『ALONG A LONG ROAD』は、彼が初めて子ども向けに描いた絵本だそうです。

なおこの絵本は、「The New York Times」による2011年の Best Illustrated Children's Booksの10冊に選ばれるなど、国内外の数々の賞も受賞しています。

クレヨンハウスで購入したこちらの本には、リードアラウド研究会による解説がついていました。


単語の意味や、読む際の発音のポイントなど、日本語話者にとっては、多くはありませんがとても有用なコメントです。

また素敵な絵本を探しに行きたいと思います☆

クレヨンハウス:http://www.crayonhouse.co.jp