*悲しいことしかないので読みたくない方は飛ばしてください。
グロテスクな表現はしていません。



悲しい気持ち中心に、リアルに体験したことを書いています。


申し訳ございませんが、誹謗中傷はご遠慮ください。



私はこの出産を忘れたくありません。

なぜなら、赤ちゃんが1番がんばって産まれてくれた出産だからです。

人それぞれかもしれませんが
私の人生の中で1番痛くて
1番悲しくつらい経験です。






以下本文
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同じような経験された方がもし読んでくださいましたら、また悲しい記憶を呼び起こしてしまうかもしれません。ごめんなさい。

誰のためブログ書いているんでしょうかね。

自己満足で申し訳ございません。


前置きに書いた通り、私は絶対忘れたくありません。



2018年4月14日
10時45分ごろ

破水し、手術台の上へ。


ばたばた周りが慌ただしい。


足置きに足を置くとベルトで固定された。
怖い。

逃げる必要はないが
もう、いよいよ逃げられない。


目隠しをされる。

見ちゃうと精神的ショックが大きくなるのかなと思った。


この時点で私はかなりショックでした。



おなかにジェルを塗られた

エコーで見ながらの処置なんですね。


先生がやってきた。

先生「今、痛くないでしょう。」

あ、私に声かけてます?なんだか上から目線。


たしかに破水してから痛くない。


器具が入る。


全身に電気のような痛みが襲う。


「痛い。痛い。」と泣き叫んだ。

「イヤだ!」とわめいた。


私はお産しているはずなのに
ここまできて、赤ちゃんをとりあげられるのが
嫌だった。


深呼吸ですよー。
落ち着いてー。
と看護師さんの声が聞こえる。


無理です。
もう、パニック状態です。


たぶん。
痛みで暴れそうになっていたと思います。
看護師さんたちに押さえつけられている感覚がありました。


もちろん安全のためだとわかっています。


2018年4月14日土曜日
午前11時5分


不思議なことに
赤ちゃんがいなくなった瞬間がわかった。

プツッと
鼻の奥のほう、首の後ろあたりだろうか
何かなくなっちゃった感覚があった。


その後すぐに
掃除機のように吸引された。

めちゃくちゃ痛い。


先生「赤ちゃん頭の上がないでしょう。写真撮っておいて。」

看護師さんたちと先生の会話




動かないようにされて
目隠しもするんだったら

耳も塞いで頂けないですか?


わざとじゃない
わかっているが、悲しいし、イラッとした。




器具が抜かれ、
点滴がすかさず始まった。

看護師さん「少しぼーっとする点滴をしますよ。ゆーっくり深呼吸しててください。」

痛みのピークが去り
看護師さんの言う通りぼーっと
じわーと頭が痛いというか
気持ちが悪い気分になった。
脱力感というか力が入らない。


先生「きれいにとれたから今日もう帰れるよ。本人は何て聞いてるの?」

あぁ、看護師さんと会話したのね。

看護師さん「今日退院って聞いてますか?」
私に問いかける。



えっ、声が出ないくらい、今力入らないんですけど。
少しイラッとした。
あとでも良くない?

「2泊3日」声がやっと出た。

つまり、今日もう1泊して明日退院ってことです。

え、今日退院なの?
どうなの?

結局、その時はっきりわからなかった。





目隠しが外される。

天上と手術台のライトと看護師さんたちが私を見てる。

足の固定が外される。

産褥パットを取り付けられる。


看護師さん「起き上がれますか?ぼーっとする?」

「無理です。気持ち悪い。」


車椅子を持ってきてくれた。

手伝ってもらいながら起き上がり、手術台から降りた。

涙は止まり、感情は無でした。


終わった。

終わってしまった。





手術室と分娩室の間の部屋に移動した。

ベッドで横になっていた。

11時15分くらいだった。



隣の分娩室から

産声が聞こえてくる。


私の赤ちゃんと同じ誕生日の子なんだ。


でも
私の赤ちゃんは産声を上げない出産だった。




うらやましかった。

悔しかった。

つらかった。


こんなはずではなかったのに。

どうしようもない怒りや悲しみがあふれてきた。





携帯で夫に電話した。
出ない。
土曜日だ。寝ているのだろう。

私はお産をしたのに
と、イラッとした。


夫に連絡して欲しいとお義母さんに電話する。
声が小さくて聞こえないと言われる。

いや、力入らないんですよ。
イラッとした。


皮膚科に行くって言ってたから、病院じゃないかな?
と言われた。

は?
なぜ夫は私に皮膚科に行くと言わないのか?
さらにイラッとした。



終わったのに、病院から夫や緊急連絡先のお義母さんに連絡はいっていないようだった。

そもそも、今日、陣痛促進剤入れると聞いたし
病院はスケジュールを言ってくれるわけではなかった。






病室に戻ると冷めた昼食が置いてあった。

今、終わったところなのに食べられるわけなくない?
また、イラッとした。


自己中心的でした。
イラッとしましたが、思っただけで
誰にもぶつけていません。



祖母に電話をした。
今日私の父と一緒に車でお見舞いに来てくれる予定だったが、明日にしようと言うことになったらしい。
明日はもう退院だからいないよ。ばあちゃん。
またイラッとした。

「お願い。1人にしないで。」
涙が出てきてしまった。




誰も駆けつけてくれようとしない。


もし、生きている赤ちゃんを産んでいたら、、、

違っていたのかな?



なんだか、追い討ちをかけられているようだった。




私の実家から病院は、車で高速を使えば1時間ほど。
電車だと駅からタクシーを使うのを含めて2時間弱かかる。


祖母に無理を言って、電車で来てもらった。
わがままを言ってしまった。


(なんで、祖母を頼るのか、おいおい話します。)



そして、
目の前にある、冷めた昼食の海老フライをしばらく意味なく眺めていた。


おなかは少し痛い。


しばらくすると
看護師さんがやってきて、
少しでもがんばってごはん食べてみて
と言われた。


海老フライだけでも食べよう
ひとくち、もうひとくちと食べると
案外、パクパク食べられた。


私は、生きるためにごはんを食べているんだ

赤ちゃんは亡くなってしまったのに。


最低な人間だと思った。

自分に1番イラッとした。



赤ちゃんに申し訳なくて

謝ることしかできない。


がんばって産まれてくれたのに

抱きしめてあげられない。

悲しい涙しか出てこない。


心がちぎれちゃいそうだった。





赤ちゃんがおなからいなくなり

本当にひとりぼっちになってしまった。





静かなお産は、
私の人生で1番つらく悲しい経験でした。





このブログを
感情のはき口にしてしまい、すみません。

その時はイラッとすることがややありましたが、
病院の方々は充分な対応、確実な処置をしてくださいました。
大変、感謝しております。

家族のみんなの支えがあっての今なので、
イラッとしたのは事実ですが
感謝の方が上回っています。


自己中心的な書き方で申し訳ございません。






最後まで読んでくださりありがとうございました。

またつづきます