温故知新は人生の道しるべ -54ページ目

温故知新は人生の道しるべ

自分の過去を省みて自分の明日を築いていく。

身の回りに起きる出来事は全て必然。目的地に着くために全て必要な出来事なんですねぇ~。

長らくご無沙汰していました。

音沙汰無くなっていて読者の方にご迷惑をおかけしました。

これからもよろしくお願いします。


さて、今日のお題は「折檻(せっかん)」です。

これも語源と現代の使用が違っているので面白いです。


折檻は字の如く、「欄檻(らんかん)を折る」ことです。


この由来は、中国の故事「漢書」の「朱雲伝」。

前漢の成帝の時代、朱雲が成帝の政治に対して厳しく忠告したため、朱雲は成帝の怒りをかい、宮殿から追い出されることになりました。


しかし、朱雲は欄檻(らんかん)につかまり動こうとしなかったため、とうとう欄檻は折れてしまいました。

成帝はそのような朱雲の姿を見て反省し、朱雲の意見を受け入れました。

そしてその折れた個所を新しく取り替えさせず、直臣の記念として残したと言う故事です。



本来の折檻の意味は

君主を強く諌めること

(正当な理由で厳しく忠告すること)

当然中国ではこのような意味に使っているのでしょうね。


ところが、これが転じて、我が国では

厳しく叱ったり、体罰を加えたり虐待したりすること

に使っているわけです。


誤用と言えば、誤用です。