第六十候 小雪 末候
橘始黄(たちばなはじめてきなり)
12月2日~6日
意味:橘の実が黄色く色づく
古くから日本に自生する橘は、国内の柑橘類で唯一の野生種とされています。
「古事記」や「日本書紀」にも登場し、田道間守(たじまもり)が常世国(とよのくに)(不老不死の理想郷)から持ち帰ったとの記述もあるようです。
京都御所には「左近の桜」とともに「右近の橘」が植えられています。
5月~6月に白い花を咲かせ、実が黄色く熟すのがこの時季です。
枯れることのない常緑樹の橘は「永遠」の象徴とされ、文化勲章のデザインとしても用いられています。