熊本にとてもお世話になっている知人がいます
ライブハウスのオーナーさんです
昨年、その方が本を出版されたのです
やっと
読める時間が出来て、最初の一行から
惹き込まれていき、あっという間に読んでしまいました
初めて読むタイプの本で、とても素敵な作品だったんです
今の私にとっては
とても
いいセラピー本となりました
哀しいときは、哀しい音楽で
打ち消しあうことが出来ますが
それが
この作品を読むことによって
もやもやとした、心
どこかで、うっすら反省にも似た自己否定してた部分が
本を読み終えた頃、不思議と消えていました
とても、繊細な描写と
選りすぐられた言葉の美しさ
決して
シアワセではない登場人物が出てきて
普段言葉にできないブラックな内面が書かれていても
さらっとしていて、軽く受け止められる
不思議さ
こういうお話で
自分の気持ちに寄り添ってくれる「somethinng」を感じたのは、初めてでした
「銀の画鋲」
この世の果ての本屋と黒猫リュシアン
智佳子サガン
ちかさん、ブラボー!!です