国家公務員におけるMTBIの公務災害は、人事院が担当していますが、やはり画像偏重などにおちいっています。厚生労働省の労災障害認定基準改正が急務です。

 石橋先生のように、患者に学び、脳の器質的異常を診断する方法を確立した医師はまれで、この貴重な経験と国際的知見をかみ合わせ、労働者保護をはかるべきです。

 公務災害の話しでは、塩川鉄也衆院議員にお世話になっていますが、同議員は、東京電力への天下りを告発しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-10/2011041001_02_1.html

 原発労働者の命と健康を犠牲にする一方、天下りの構造がここにもあるのです。

 間接雇用と労災隠し、特権階級の存在ーーこの際、きちんと闇の構造を変えねばなりません。