店舗時代、目標としていることがありました。

 

それはお客様に対して「 No」 と言わないこと。

お客様に「こうして欲しい」と言われたことに「できません」って言いたくないのです。

 

誰かにものを頼むときって、それがもしダメ元だったとしても、断られたらちょっとがっかりしますよね、そういう嫌な思いをお客様にして欲しくなかったです。

 

その話を以前ある方にしたら、「そんなこと言ってたらみんな好き勝手言うじゃん」って言われました。

その当時は「確かにそうなのかもしれないな、でもできればNoって言いたくないんだよな」と思ってましたが、最終的には迷いなく「No」と言わなくなりました。

 

ワンオペなので、以前は忙しい時に手数や手間がかかったり、もしくは原価を伴うようなことだと正直やりたくないっていう気持ちがありました。

でもだんだんその手数や手間をあんまり「手間」と思わなくなったんです。

 

それは私が慣れてきたからではなく、言われても「手間」だとは思わないお客様から言われているからなんだと思います。

家族や親しい友人から言われたくらいの感覚と言えば分かりやすいでしょうか。

 

おもてなしとかホスピタリティというのは、手間がかかることをお客様のためにして差し上げる事と思いがちですが、傍から見たら手間に思えるようなことでも、やってる人間は全く手間と感じないということなんじゃないかなって思います。

 

それち、そもそもがうちのお店のお客様は、あんまり無理なことを頼みません。

だからそれを頼んで来るって言う事は、よっぽどなんだろうなと思うと、そのことを邪魔とは思わなくなっだのだと思います。

逆に信頼関係が築けてないようなお客様だったら、「あー手間かかるよな」とか「お金かかるのにな」とか思ってしまうかもしれません、正直人間ですものね。

 

「No」と言わないお店を作るというのは、

店主がそれを手間と思わない

プラス

お客様側も無理な難題を押し付けて来ない

という二つが伴って初めてできること。

 

キッチンカーになって、まだそんな風にお客様との距離を縮めては行けていないけど、

「Noと言わないキッチンカー」作れたらいいなって思っています。