もう随分と前のことですが,支社でAさんという方と一年ほど一緒に働いていました。
Aさんは,お父さんよりだいぶ若いけど,社員としては先輩(お父さんは中途採用です。)で,中間管理職としては後輩に当たるという方です。
そのAさん,私が支社からお店に異動となった後に中間管理職登用試験を受けたそうなのですが,面接のときにアクシデントが発生しました。
支社に残っていたお父さんの先輩曰く,Aさんはせっかく筆記試験を突破したのに,茶色のベルトを着用して面接に臨んだら,面接官にそれを指摘され,試験を落とされたというのです。
そして,Aさんはお父さんが茶色のベルトを着用しているのを見ていいなと思っていてくれたそうで,面接ではそれに倣ったとのことでした。どこまで本当か知らんけど。
確かに,お父さんは支社にいた頃も,本社勤務の今も,ライトブラウンの靴を履くときはライトブラウンのベルトを,赤茶の靴を履くときは赤茶(ほとんど赤…)のベルトを着用しておりました。
うちの会社は,お店では黒靴と黒ベルトがマストなのですが,本社支社では比較的服装規定が緩く,普段の勤務では茶靴も許容なのです。そして,靴とベルトの色を合わせるのは普通のことだと思っていたので,そのようにしておりました。
しかしですね,やはりTPOってものがありまして,フォーマルな場では黒靴に黒ベルトが基本なのです。お父さんも,辞令をいただくときや社の式典の日は暗めの背広に黒靴,黒ベルトにする程度の配慮はしてました。
今更罪滅ぼしにもなりませんが,面接で茶靴に茶ベルトはアカンです。皆さん,畏まった場面では黒ですよ,黒。
なお,Aさんは,その次の年の登用試験にパスして,勤務先は違えども,今や立派な中間管理職として一緒に働いているので,お父さんとしては一安心しています。


