また長らく放置してしまいました。反省はしていない。
本日は,キッズ(女の子)から支持されている すみっコぐらし の初映画作品「とびだす絵本とひみつのコ」を見に,娘2人を連れて千葉県某市の映画館へ行ってきました。
すみっコぐらし というのは,たれぱんだ とか リラックマ などの癒し系キャラを売り出しているSAN-Xという会社のシリーズの一つです。
寒がりな しろくま,恥ずかしがり屋の ねこ,自信が持てない ぺんぎん?,食べ残された とんかつ,捕獲されるのを恐れて とかげ と偽る恐竜の生き残りの5匹のキャラクター(すみっコ)を中心として,さまざまな生物やモノを擬人化したキャラクター(みにっコという。すみっコの半分くらいの大きさ)がまったりとした日常生活を送っています。
以後,容赦ないネタバレなので,見たくない人はページバックしてくださいね。
今回の映画は,すみっコたちが行きつけの喫茶店の地下にあった「せかいのおはなし」という飛び出す絵本(ページをめくると折りたたまれていたキャラクターや木,家なんかが起き上がる仕掛けの絵本)を発見し,この本に吸い込まれるところから始まります。
絵本の中で,すみっコたちは,迷子の ひよこ? に出会い,それぞれ桃太郎,マッチ売りの少女,赤ずきん,人魚姫,千夜一夜物語の世界を冒険?し,ひよこ? の居場所を探しますが,見つかりません。赤鬼に追いかけられた ねこ が絵本の世界を引っ掻き回したせいで,いろんな童話の世界に散らばった仲間が一か所に集まることができ,その中に現れた「醜いあひるの子」の世界が ひよこ? の世界ではないかと思いきや,実はそうではなく,ひよこ? は誰かが白紙に描いた落書きだったという事実が判明します。
心優しいすみっコたちは,ひよこ? にすみっコたちの世界へ一緒に来るよう促しますが,絵本の中のキャラクターは,すみっコたちの世界に行けないことが分かり,ひよこ? とその他の絵本の中のキャラクターたちはすみっコたちの絵本からの脱出に協力します。特に,自身が何者か分からない者同士の ぺんぎん? は ひよこ? のことを最後まで諦めきれないようでしたが,意を決して元の世界に戻ります。
このシーンで次女が号泣。かあちゃんに言わせると,次女が自分のこと以外で泣いたのは初めて見たということなので,かなりの感動シーンだったのでしょう。実はお父さんも結構グッときてました。
娘たちは,ひよこ? がすみっコたちの世界に行けなかったのが残念そうでしたが,監督さんは,現実はそんなに都合よく行かないぜということをキッズたちに教えたかったんでしょうか(絵本の中に吸い込まれる時点で,現実感はないけどね。)。この点を批判するレビューも少なくないですが,ラストシーンは悪くないと思います。
すみっコたちが絵本から脱出したことにより,ひよこ? は,また白紙のページに一人で取り残されるのですが,すみっコたちが優しさを発揮し,絵本の白紙のページに ひよこ? の家を飛び出す仕掛けで作ったり,すみっコたちを ひよこ? 風にアレンジしたキャラクターを次々に描き込むところで終わります。
そして,エンドロールで,ひよこ? が描き込まれたキャラクターと楽しく遊ぶ場面が流れ,もうさびしくなくなったことを表現しており,十分に救いはあったと思います。
現実の世界は,もっと救いがないからね。
娘たちにはいい経験になったのではないかと思います。