広島にいる頃,福岡の実家から鉈代わりにククリを回収してきたのは以前書いたけど,やっぱり鉈がほしい。東京で使い道はほとんど(というか,全く)ないけど,ほしい。

 

 正直に告白すると,若い頃は「ナタ?ダッセー(pgr」と思っていましたが,最近は「鉈かっけー」に変化しています。理由は分かりません。不思議なものです。若い頃はOPPAI至上主義でしたが,いつの頃からかおしり探偵の素晴らしさに気付いたのに似ています。

 

 グーグル先生に鉈の画像を出してもらうと,一番多いのはいわゆる角鉈というやつですかね。長方形の刃に,木の柄が付いてるやつ。剣鉈も多いな。先っちょがとんがってるやつね。海老鉈(鳶鉈,嘴鉈とかいろいろ呼ばれるようです。)も,角鉈や剣鉈に比べて数は少ないが,あることはありますね。角鉈の先端に刃がついてなくて,出っ張りのあるやつです。

 ようつべ見てると,越中泊鉈ってのがなかなか格好いいなーと思うわけですが,お金がないので買えずにおるわけです。

 

 こんな感じで,最近,いろいろな鉈画像を見ているところ,何でか分かりませんが,違和感が拭えなかったのです。

 「お父さん,ククリを回収する」の回でちらっと触れた,亡祖父宅の小屋に転がっていた鉈のイメージではないんですね。林業専従ではなかったですが,あっちこっちに山を持っていた祖父さんが杉の枝を打ち落としたり,竹を割ったりしていたあの刃物,祖父さんが「ナタ」と呼んでいたモノの姿は,角鉈とも剣鉈とも海老鉈とも異なっていました。刃の部分には海老鉈のように出っ張りがありましたが,海老鉈みたいに刃が柄と一体でないというか,刃と柄の別部品感がもっと強いというか。でもって,柄はもっと長いイメージがあります。

 

 で,さっき,モヤモヤしながら画像検索結果をずっと下の方まで眺めていると,お父さんの中の鉈の原風景がありました!

 

   丸ひつ鉈

 

と呼ばれるタイプなんですね。キーワードを「ひつ鉈」にして検索すると,どうやら主に九州・四国地方で使われている型なんだそうです。お父さんの祖父さんが,このひつ鉈を使っていたのは必然だったのでしょう。

 

 ということで,お父さん的にモヤモヤしていた鉈のイメージがクリアになり,すっきりしましたが,お父さんのお小遣いが少ないという根本的な問題は何一つ解決されないままでした。おしまい。

 

補足 上記のとおり,お父さんの祖父さんはあっちこっちに山を持っていたなど,一代でそれなりの財産を築いたのですが,寝たきりになった後,お父さんのお父さんの弟(つまり叔父)が事業の運転資金のために使い込んだり抵当に入れたりするなどしていたので,お父さんのお父さんは祖父さん祖母さんの遺産をほとんど相続していません。したがって,お父さんがそれらを相続することはありませんから,お父さんは死ぬまで貧乏なことは確定しています。読者の皆様におかれましては,安心してください。