近所のホームセンターで肥後守を発見して無性に欲しくなり,¥698でお買い上げ。

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 三共コーポレーションが販売元で,パッケージには「全鋼登録商標英雄肥後守定かね駒」とあるが,中身は普通の永尾かね駒製作所の肥後守である。

 お父さんは他に2丁の肥後守を持っているが,今回買ったのが最も廉価なタイプで,SK鋼の一枚ものとなる。

 

 言っておくが,お父さんは肥後守で鉛筆を削ったり竹とんぼを作ったりしていた世代ではない。こういうことをしていたのは,お父さんのお父さん世代である。

 お父さんは小学校に上がると同時に電動鉛筆削り機を買ってもらった世代であり,肥後守に取って代わったボンナイフで鉛筆を削った世代ですらない(持ってはいたけどな。)。

 そんなヤングなお父さんが肥後守を知ったのは,平成一ケタ代半ば頃,何かの雑誌の特集でだった。もう20年以上前に読んだだけなので正確には覚えていないが,先代職人(四代目永尾元佑氏)が最後の肥後守職人として取り上げられ,「もう先のない仕事だから弟子は取らない」,「自分の代で終わり」みたいなことを述べており,記者がそのうち手に入らなくなるよ~と煽った記事に踊らされ?最初の青紙割込のを買い,続けて本割込のを買ったのであった(どんどんグレードが下がって来てやがる…。)。

 どうやらその後の20数年間の間に後継者が現れたようで,現在は五代目永尾光雄氏が製造を続けているが,同氏は昭和41年生まれとまだ若いので,しばらくは心配なさそうだ。

 

 先代製作の青紙割込や本割込と並べて鑑賞したいのだが,残念ながら度重なる引っ越し(19歳で実家を出てから10回くらい引っ越してるな。)でどこにやったか分からない。今持っている荷物の中に入っているかもしれないし,実家にあるのかもしれん。ポロリと出てこないかなあ?