前回のブログ
Yくんは
他人軸で生きている
自分を大切にしていない
ということが分かりましたが
私はどうすることもできませんでした
だって
こういうのって
誰かに言われて気づくんじゃなくて
自分で気づいて直していくのが
一番いいと思っている私
本人が大切にしているところなので
無理に変えようとしない方がいいです
だから
Yくんに対して
その考えはおかしいよ などと
口出しすることはしません
ただ
あなたはそう思うんだね
私はこう思うよと
I(アイ)メッセージで自分の意見を伝えました
その会話の後だったかな・・・
Yくんが家の本棚に並んでいる本を読んでいました
その本の題名は
「人生の99%は思い込み
支配された人生から脱却するための心理学」
Yくんが自宅の本を
自分から手にすることは初めてでした
この題名に惹かれたのでしょうか
Yくんは立ったまま
むさぼるように本を読んでいました
この本の内容は・・・
世の中の「常識」もあなたの「性格」も
この世の99%は思い込みでできている。
その「思い込み」はいかにつくられるか、
またその「思い込み」を外すにはどうすればいいかを探る。
(ネットから引用しています)
以前 私がこの本を買って
この本あるんだけど どうかな
興味ある~って声をかけた時は
完全スルーだったけど・・・
今回は 何かのスイッチが入ったように
どんどん読み進めています
それだけでなく
この本が気に入ったから欲しいと
言っています
私はめちゃめちゃ嬉しかったので
この本をYくんにあげました
Yくんに劇的な変化が起きています
天と地がひっくり返ったような感じがします
わたしの問いかけにほとんど反応しなかったYくんが
目をしっかり開いて
本を読んでいる~
本を読んだ後だったと思います
突然
オレ、自分勝手だった
ごめんなさい・・・
オレを産んでくれてありがとう
お母さんにこの世で会えてよかった
正直 ビックリしました
数日前まで
親に連絡先を言わないで出かけたり
連絡を絶つような素振りを見せていた子が
謝ってきたんですから
おまけに
産んでくれてありがとう・・・って
Yくんはこの世でオレのことを理解してくれる人は
いないのかも・・・と
思っていたようです
だから誰にも話せず
ずっと自分の心の中で苦しい思いを抱えていた
けれど
わたしがYくんに語ったことの中で
何かがYくんの心に響いたのでしょう
Yくんのことを理解しようとする人は
こんなに近くにいたよ
↑ わたしのことね
わたしはとっても嬉しかった
Yくんを
そのままギュッと抱きしめました
Yくんはそのまま何も言わずに
抱きしめられていました
目がウルウルしてた・・・
まるでテレビドラマを観ているような
シーンが
目の前で起こっていました
今まで
何度もYくんと会話をしたくて
話し掛けてました
だけどYくんの心のブロックが強くて
いつも跳ね返されてばかりでした
オレが悩んでいるのはそこじゃないと
言われているように感じていました
学校へ行けなくなる前のYくんは
家族や他の誰かに相談するという考えは
あまりなかったと思います
Yくんが仲が良かった友達に
自分の心の内を話したけど
理解されなかった・・・と聞いたことがあります
そうなんだね・・・と言って
Yくんの気持ちに寄り添っていました
不登校になる→
仲が良かった友達に分かってもらえない→
心を閉ざす→
どうしたかいいか分からない
という状態になっていたのかと
想像しています
Yくんは困っていたのかもしれないね
だけどYくんは
自分を奮い立たせるように
大丈夫
と
返事するしかなかったのかなぁ・・
続きます
@437rsejl
最後までお読みくださりありがとうございました。