宝塚から「再発防止に向けた取り組み」
が発表されまして、まあ我々が見たら「そうですか…」といった内容でしたが、運動会とかみんなの楽しみにしてたものを取り上げられたなあという思いもいまだあります。
あれからずっと、いろんな想いを抱えてるし考えてる。
自覚してるダブスタになってる部分も多数あるし意見はなかなか固まらないけど、ここまで経緯や結果が煩雑だとそれぞれ個別に考えてる。正解や意見は一つじゃないなと。
自分の個人の意見を「これ」と固める必要もないのかなと今は思い始めてる。逆に、意見を固めててその理由を明確に言えないよりは良い。
単純には何が良い悪い誰のせい言えないと思う。
いわゆるパワハラをされたとかされている宙組上級生が退団せず次の舞台に出ることは、私自身は
「やめてほしい」
と思っているわけでは決してないけど単純に驚いた。
でも裏を返せば、それだけ舞台に立ちたい、宝塚にしがみつきたい、覚悟をして舞台に出る
ということであり、それだけ彼女らにとっての宝塚というものがどんな決意をしてもしがみつきたい場であり大切なもの、大きな夢であることがわかる。ここまでの努力や積み上げてきた稽古や経験は並大抵ではないし。
それを文字通り自ら飛び降りたのは、個人の選択であり自己責任なんよ。自分。
誰か個人のせいにするのは、やはり違う部分はある。
だいもんの歌詞のいうところの「途切れたブレス」なんやわ。
そんで引き続き、
この歌詞に思ったことやけど、
これさ、ぶっちゃけだいもんみんなからの人気者で、アイロンをでこに押しつけられたことなんかないでしょ?
そんなんされないでしょ?
アイロンした人も、相手がだいもんなら下に見てアイロン押しつけてやろうと思わんし万が一故意でなくやってしまったとしたら必死で謝ったと思う、だいもんのでこだったら。相手選んで舐め腐ってやってんのよ。それは事実。
だいもんはさ、
ファンもたくさんいて、何か発言すれば暖かい笑いが起きて拍手されて、歌えばみんな聴いてくれて。退団してからもすごい人気でファンがついてきてくれてて。
だから、どんなメモをアンジェラアキに渡したんか知らんけど
「みんなファンは私の気持ちわかってくれる」
ってバイアスがあったんやろうな。
実際、ファンは「良い曲」やと思って好意的に聞いてくれてるし。
でもそれって、みんな、大好きなだいもんが歌ってるからやろ。
そうじゃなきゃ堂々とあの歌詞は歌えんて。
事故現場に救急車早朝から来て大事になってたと報道もあるのに「救急サイレン」とかさ…
宝塚への想いとか言わずにそこは伏せて、全部アンジェラアキが作った形にしてしれっと歌った方が良かったと思う。
しかも、自身のファンに囲まれた自身のコンサートで、宝塚への想いとか言ってしまうところが、
あの歌詞を聞いたらどんなふうに思われるかとか全然考えてなくて、裸の王様的な一面があるんやなって思ったらちょっとがっかりした。
もちろん、そのコンサートの空気感とか、ファンで埋め尽くされたその場の雰囲気はあると思うし、その場では歌詞が文字で見えてないし彼女の圧巻の歌唱力などもあり良い曲に聞こえるかもしれんけど、客観的に、あの歌詞はあかんて。
熱い想いとか伝えたいことがあるのは良いことなんだけど、単純に、もう死んでるのにあの歌詞はあかん。
生きてるそれだけでいいんだ、とか言わないで!!!もう死んでしまったんだよ。
このコンサートでは、ステージに勝手に上がった変なファンをスタッフがすぐに止めれなかったとかいう珍事件もあったみたいやけど、ここのスタッフも、なんも即座に反応できんしなんも言えんのやな。周りも良くないわ。
まあ、そんな根っからの人気者オーラで、宝塚のスター特有の屈託のなさがあるのもそもそもそれが宝塚ならではのスターの魅力の一つなんやろうね。
それに引き換え、今回ヒールとなった芹香よ…
いろんな思いをして、様々な覚悟のもと舞台に立つ姿は、人の心をいろんな形で動かすやろうな。
場合によっては悪く見る人もいるだろうし。
何かしら、人の心を揺さぶるのは間違いないと思う。
私は変な意味じゃなくて、本当に楽しみにしています。
バイアスについては勉強した方がいいです。
知ると知らんで全然違うし、この出来事に関する見方も変わる。
99%はバイアス
著者
西村 博之
この本は本当に勉強になった。
面白かった本
死なれちゃったあとで
著者 前田 隆弘
たくさん本を出してる作家さんではなく編集やライターの仕事をしてる方の本ですけど、身の周りの亡くなった人たちのそれぞれの話を書いてる。
ものすごく文章がうまくて話が面白い。
ぜひ読んでほしい。
読んでると言ってた本
5A73
著者
詠坂 雄二
わりと時間かけて読んだけど、オチが最悪だったwww
まじかよ、こんな時間かけて最後それかよ。
めちゃくちゃショック受けた。
読んだことある方います?
このオチの最悪加減について居酒屋で酒を飲みながら一時間ぐらい語りたい。酷過ぎた。
途中までは斬新さもあり面白かったんですけどね。オチがこれかよ。