続きまして

ミュージカル
『アルカンシェル』
~パリに架かる虹~

作・演出/小池 修一郎

その他の感想です。
ストーリーに関する情報はありますが、初見の方が見てめちゃくちゃネタバレを悔やむレベルではないと思います。



幕間は、戦時中でナチスの旗も加わり幕の雰囲気も変わります。エッフェル塔にかかる虹も消えています。

個人的に今ちょうど第二次世界大戦でドイツ軍の絡む小説を読んでいたので、なんだか、時代背景や戦争の雰囲気なども、聖乃あすかさんの衣装以外はすっと世界観に入り込めました。(またこの本は後日紹介しますね)


マルセル・ドーラン

柚香 光

①で申し上げた通り、雰囲気が良くて、
レイちゃんの集大成で
本当に作品全体が暖かくて
とても良かったです。

個人的には昔からレイちゃんの
死に芸、倒れ芸、苦しみ芸が
大好きだったので
最後に一発苦しみながら死ぬことを
期待もしていたが、
最後だからこそ、本当にこれで良かったと思う笑

声とか歌声も個人的には
とても好きです。
あまりに羽のように軽く飛び
優しい光線が降り注ぎ…
なんと、レイちゃんを見てる最中に
一句考え始めた自分がおり!!!
「いやいやいや、もうこれが
最後の柚香光なんだから集中
しなさいよ!!!」
と思って、強制俳句中止した。


カトリーヌ・ルノー

星風 まどか

貫禄が良かったです。

フリードリッヒ・アドラー

永久輝 せあ

先日から、雪組でのあがたの
二番手などこれからに
不安があり(ちなみに推定アンドレも心配)
二番手として「あがたならどうかな」と
ひとこちゃんのこの役に
あがたを脳内再生してしまい、
脳内大失敗を起こした。
音楽やりたいだけのうるさいただのバカが
脳内爆誕されたのだが、
ひとこちゃんは全くバカに見えなくて
渋くてすごいなあと感心した。

ペペ

一樹 千尋

あの歳の子供って高齢でパパに!?

コンラート・バルツァー

輝月 ゆうま

好きだったー!
ホテルの部屋でワインを入れる姿など
めちゃくちゃかっこよくて!!

コーエン

紫門 ゆりや

いつのまにかおじさんのような声に…

フィナーレの虹色の衣装は
「この色は絶対ゆりちゃんに似合う!!」
と思い探そうとした時はすでに
時間切れでどこにいるか行方不明であった。

ジェラール

舞月 なぎさ

私の中では退団したかと思いこんでたら
毎回まだいる…
みたいな枠なのですが、
しまいには、もはやジェラール見てたのに
舞月さんとわからず、
いまさら顔がわからなくなってきました。

ジョルジュ


綺城 ひか理

もうとっくに星組ではなく花組の人なのですが
星組時代の「星組で浮いてる…!!!」
みたいなトラウマが抜けなく、いまだに
「ああ、花組で違和感なく馴染む……」
と見るたびに今は心が撫でられる。

あかちゃん自体に裏切り者とか卑怯者の要素は
ないのだが、どこか生真面目でまっすぐな
感じが、裏切り者のめちゃくちゃ
まっすぐに自身は正義と思うところに
進んで行ったり、尊敬する誰かを
崇拝して邁進してついていく姿が妙に
合っていました。

あと、最後の階段降りでは
隣の娘役の人と、滅多に見ないレベルで
全く歌声が揃っておらず
バッラバラのめっちゃくちゃだったので
隣の人もお互い、自分は歌上手いと
思ってるのかもしれないけど、
自分自分と思わずに
ちゃんとお互いのことを考えて歩み寄り
ちゃんと合わせようとして欲しい。

ロベール

帆純 まひろ

ほんとにいつも美人だなあ…と
見惚れていたが、一幕最後あたりの
ドイツ軍のために興業したショーの
変な帽子の変な衣装が
あまりに似合わず、
今宝塚でこの衣装を着こなせるのは
碧海さりおだけだ、と
確信した。

イヴ・ゴーシェ

聖乃 あすか

衣装が変すぎてあまり直視できない
レベルだったのであまり見てないけど、
ストーリーテラー的立ち位置は良いとして
(たまに現代から急に舞台に混じってくる
感じも好きでした)
ラストに、なんか、出自に関わる
「へえ!これがほのちゃんなんだ!」
みたいなある意味ベタなオチを期待してたんだけど
(なんかしらんけどマルセルたちの子孫とか、
戦争が終わり、無事に結ばれた
ひとこ&星空さんの子孫とか?笑)
結局、あの時劇場にいた子供の孫というだけの
「変な服着てあんた誰だよ」みたいな
感じで終わって、ベタでいいから、
なんらかの存在意義を持たせてほしかった…


ポール


一之瀬 航季

ミラモナはついに
はなこの顔を認識した。

なお、階段降りでは、かねてから
ホッティーとはなこのニコイチを
気の毒に思っていたのに
「キナミまで入れてきた!!!」
と最後なのにホッティーを気の毒に思った。

ピエール

侑輝 大弥

互助会で人気なので、見ようと思っていたが
どれかわからなかった上に
「キナミと一緒にいる集団の
一人だけ名前わからない人だれ」
と思ってた人であることが判明した。

ダニエル

希波 らいと

舞台上にいる時は全てのタイミングで
全目、全ミラモナが見た。 
その間は他の人はたとえ真ん中でも
ほぼ見てません。

ひとこからの国際電話の受話器に
群がるシーンなど、
膝を曲げていたが、もはや長身と
脚の長さを持て余しがちであった。
なんか、必要以上に脚が余ってた。

あと、ちょっとセリフのないシーンの
「イェーイ!!」みたいな顔と
「悔しいです!!」みたいな顔の
2種類のパターン化が見られたので
もうちょっといろんな表情や感情が
出てくるといいよね。そこは
もちろんセリフのあるシーンだと
やりやすいんでしょうね。

アネット

星空 美咲

階段降りで客席にニコッと笑う
可愛らしさよ……

少年イヴ

湖春 ひめ花

全然知らんけどめちゃくちゃ
可愛かったです!

終演後に、純粋無垢みたいな屈託のない悪意のないキラキラした目をした男性が大きな声で
「まさか芹香斗亜が2日でトップ立ち退いて退団すると思いませんでしたねえ!!!」
と言ったので、聞き間違いかとめちゃくちゃ焦った。
退団してねえよ!笑


たまに、劇場で本当に悪意の無さそうな男性がとんでもない大声で屈託なくわりと周りがヒヤッとすること言うことないですか…笑