花組の新人公演 うたかたの恋

行ってまいりました!




結局、本公演の、

「ドイツ大使館の舞踏会シーンでめちゃくちゃ長くマイティーと談笑した後、突然顔が険しくなるマリー兄のキナミの読めない感情」

という私の中で1番気になる件について誰もコメントしてくれなかったので、

モヤモヤしたまま新人公演を迎え、

そのシーンではマリー兄の動向を見ていましたが、

マイティーの役の人に家族を紹介しますみたいな感じで挨拶のようにマリー兄から話しかけて、その後は、家族を交えて談笑、という流れだった。

本公演は家族も交えて談笑してました???二人でめちゃくちゃ喋ってたように見えたけど…


また、ちょっと座席の角度的にその後のマリー兄の表情は確認できなかったのですが、そんなに唐突な険しさはなかったような……


という感じで本公演のマリー兄については謎が深まった。


皆様気づいてるかどうか知りませんが、

本公演でも希波らいとさんをこのようにずっと見ているぐらいなので、

彼のファンなんですよ、私。


他の新人公演出てる人はほとんど知らないのに、主演の新人公演見たがったぐらいですし。


なので、決して誹謗中傷と思われたくないのですが、

正直、きなみのルドルフ、全然良くなかったわ…笑


陽キャラすぎるんでしょうね。

なんか、合ってなかったし、なんか、ルドルフ、頭悪そうに見えた…


あと、マリー兄の時と髪型全く同じなのも良くなかったね。同一人物に見えた。


もっと、憂いを秘めて、色気もあり、儚げで繊細なルドルフが私はイメージなんだと思う。


柚香光さんのルドルフ、かなりハマってた。


なんとか夫人との情事っぽい、ソファに二人座って回って出てくるシーン、レイちゃんの時はドキドキしたのに、きなみの色気のなさよ!!!!!


あと、歌もあまり良くなかった。さゆみさんの時の謎曲から、ようやく正体を現し始めていた素敵な楽曲がまた謎曲への闇に落ちていった。

もっともっと上手くなれると思う。頑張ってほしい。


酒場でやけ酒を飲み、乱れて酔ってるシーンは、唯一、良かった。

でも、それは、酔っ払う演技が上手いという意味で良かったにすぎない。

レイちゃんが演じてたように、身を滅ぼすように酒を浴び暴れたくなるような悲痛なギリギリの感情や、心中を決意するにいたる過程であり、マリーの純潔を破ろうとする繊細な流れに関しては全然表現が甘いと思う。


ついでに、レイちゃんが演じてた、ものすごく体調悪そうで、心身ともに追い込まれ、死へと近づいていくのを感じさせるような体調の悪いシーンは、なんか、キナミは、健康そのものに見えたのも残念だった。全く体調悪くない!!



せっかくの機会なのだからレイちゃんからもっと学べることはたくさんあった気がする。


せっかくの恵まれた容姿や、チャンスがあるのだから、もっともっと頑張れると思う。

良くなる伸びしろがありすぎる。



また、こういった、再演ものは、

人それぞれに好みや、こうであって欲しいという理想などがあるようで、


マリーは初々しければ初々しく、若いほうが良いと私は思っているらしく、

新人公演の


七彩 はづきさんは、可愛くてとても良かったと思います!

ややセリフの声はキンキン無理してそうな感じはあったけど、歌声も綺麗だったし。

マリーはとにかく新人公演学年の方が有利説笑


まどかは貫禄が……


わりと、多くの人が「マリーはこういうのが良い」と思うのではないかと私は真剣に思ったが、

「娘役は顔が長いととにかくダメ」

という主義のお友達は、顔が長くてダメだったと言っていたので、まあ、マリーは、好みの分かれる難しい役ではある。笑


でも、まどかはあまり恋してるように見えないタイプなので、

新人公演の七彩さんマリーは、本当に少女が恋してるような可憐さや、ウキウキした楽しい気持ちも全身から表現されてて、よかったわ。


テーブルの下に隠れてスカート出てるシーンは、さすがにまどかちゃんがうまかったな。

お茶目でキュートな感じが出てた。

お尻をめちゃくちゃ突き出してんのかな笑

テクニックだよね。


あと、まどかちゃんは、もそもそ、手でスカートを押し込もうとしてるのも可愛かった。

そのへんが、ちょっと七彩さんは、もうちょっと工夫はして欲しかった。