「恋しいペルシャ 美の源流」は、イラン出身の日本の女優サヘル・ローズさんが案内人として登場。お母さんは大学生のときNPOのボランティアでイランイラク戦火の瓦礫の下からサヘルさんを救い出したそうです。そのときの大学生は養母となってサヘルさんを連れて日本にやってきて、ペルシャ絨毯の機織り実演でサヘルさんを育て上げたのです。美しく明るく成長したサヘルさん。
イランの国花は薔薇だそうでサヘルさんは日本に小さい豊かな薔薇園を持っています。
MCのJUJUのことは、黒っぽい深紅の薔薇にたとえて、春馬さんは、「意外に思われるかも知れないですが、唇の形がきれいなので」と、札幌のベランダにあったニコルとそっくりな清楚な小さな白ピンクの花を上げました。端正な大輪の薔薇が春馬さんかと思ったけど、そうなんだ!
春馬さんも薫り高い一輪の薔薇を嗅いで、「サヘルさんのストーリーを聴いてから、この薔薇の香りが一層」と言っていました。
イランでは金も採取されることから名前のイラン文字で金のアクセサリーを作るデザイナーがいるとのこと。
春馬さんは、「僕のお父さんのような、もう亡くなってしまったんですが僕のお付きをしてくださっていた方と一緒にサイン(オートグラフ)を考えて、それは一生使って行こうと思っています」と言ってカメラの前でサインして見せました。
それがまたイラン語の文字とそっくり!それで春馬さんがサインして見せる運びになったのかも。
春馬さんが何故ここでサヘルさんに呼応するように亡くなった恩人の話をしたかを考えると、恐らくサヘルさんのストーリーに触発されて、春馬さんのお父さんのような方が合わせ鏡のように映し出されたからかも。
その方はもう亡くなってしまったと言う春馬さんに、孤独を見た気がしました。