アレグリアスという曲を習った。
最初に覚えた踊りで、
私は人前で踊りたくて仕方がなかった。
それでどっかで踊れないかなー
サークルとかないのかなーなんて探してたら
あったのだ。
愛好会が
聞けばギタリストもカンタオールもいるという。
みんなで集まって練習しましょうという
とても楽しそうな会だった。
さっそく問い合わせて行ってみると
その日は踊り手は私だけで
ギタリストが3人いた。
「じゃあ、踊ってみようか」
「はい!!
」
私は当時カルチャークラスで
テープをかけて踊っていたから
録音したものを持って行って
カセットをセットしようとした。
「…あれ?何してるの?
「カセットかけて、どんな曲か聞いてもらおうと思いまして」
「アレグリアスでしょ?
大丈夫だよ。とにかく踊ってごらん」
どんな音楽か知らないのに
踊りの振り付けだって分からないのに
どうやって弾くんだろうと思いながら
私は教わった通りの振り付けを
順番に踊り始めた。
そしたら…
そしたら…!!!!!!
合うじゃないの!!!!!
踊りにぴったり!!!!!
しかもなんか聞いた事ある旋律も入っているし!!!!!!
感動の嵐
それにテープよりずっとずっと気持ちいい。
その後の飲み会で
ギタリストさんに教わったんだ。
フラメンコには"コンパス(リズム・節のようなもの)"と言われるものがあって、
それでギターと歌と踊り手がつながる。
三位一体。
コンパスで会話をする。
アレグリアスにはアレグリアスのコンパスがあるから、
それで分かるんだよ。
あと振り付けで、大体何をしたいかが分かるようになっている。
つまり、ギターを弾く部分なのか
歌を歌う部分なのかが分かるんだよ。
だけど、それぞれの呼吸みたいなのがあるから、
まあフラメンコはナマモノだよね。
へええええええ!!!!!
なんて素敵!!!!
ただの情熱の踊りではないのか!!!!
その後セビージャに留学するまで
しばらくはここでフラメンコはどういうものかを知ることになる。
色々な事を教えてもらったけど、
最初にテープをかけた事は
伝説の笑い話になったのは言うまでもない
