30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる -2ページ目

30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる

フラメンコ踊っています☆ 

スペイン滞在の日記を中心に書いていきます☆☆

フラメンコの踊り手は
足でリズムを打つので
足の練習は必須なので

私がセビージャに留学して
個人レッスンを友達と受けていた時も
そりゃあ名一杯 足の練習をしたのだ。

私は学生時代にバスケや陸上をやってたけど、
その時も足腰が弱いと言われて結構鍛えていたのに、
それでも踊りの先生に足腰が弱いと言われて、
ひたすら足の練習をしていた。

そりゃーもー取り憑かれたみたいにゲッソリ

やったらやったで
「変な癖がついてる。
どれだけ練習をしたか知らないけど、
癖をとるには倍の時間がかかる」
とか言われるしえーん

友達にも
「踊りは足だけじゃないのよ!
もう足はいいから他の練習しなさいよ」
とか言われるくらい
足に執着していた。

それなのに

個人レッスンの先生にある日言われた

「あなたの足はO脚で曲がってるから
細かい足や早い足は打てないでしょう」

と。

この時の絶望は半端じゃなくて、
帰り道靴を捨てた。

だって、踊り手が足が出来ないなら
終わりじゃん?
いくらやっても無駄じゃん?
って思ったんだえーん



…でも取りに戻った。


そしてそれでも練習を続けた。



そしたら、後になって
先生の先生(大師匠・岡田マサミ先生)に
お世話になるんだけど

マサミ先生に
「あなたの足はO脚だから、
誰よりも強い足が打てるようになるわよ」

と言われたのだ笑い泣き

その時に
練習をやめないでよかった
もっともっと頑張ろう!

と思えたんだ。

結果として


今では比較的に私の踊りは
足が目立つような感じになっていると思うてへぺろ


もちろん、まだまだ未熟だけど
練習すればそれなりに応えてくれる。

マサミ先生が言った。

「ブエルタ(回転)と足は、
練習すれば猿でも出来る。
出来ないのは練習を逃れる言い訳だ!」

厳しい意見だけど
特別な才能があったわけでもないのに
ここまで私が出来るのなら
嘘ではないと思うのだニコニコ


足の強化とリズム感の為に、
当時から10年間、
毎日欠かさずやっていた練習は、

今は毎日ではなくなったけど

練習をする時は必ずやっている。


この練習をする度に
自分のコンディションが分かるのと
気持ちがなんていうか引き締まるのだニコニコ


そして苦手でこだわったから、
リズムや足が大好きなんだ照れ
フラメンコのリズムは独特なんだけど、
その中にコントラティエンポと言われる
裏打ちのリズムがある。


図にすると(◯が表で☆が裏)

表リズムと表リズムのど真ん中に打つもの
◯   ☆   ◯

シンコパオと言われる少し前のめりのもの
◯ ☆     ◯

レトラサールと言われる後ろ寄りのもの
◯       ☆◯


簡単に言うとこんな感じ。
初心者はど真ん中に打つものから始める場合が多いんだけど、

これが、ずーーーーーーっとできなかったえーん


クラスの先生に聞いたら

「メトロノームの針(当時は振り子のメトロノーム)がど真ん中に来たら打て」

というから

メトロノームとにらめっこしてたら
得意の反射神経と動体視力で打てるようになったけど、
メトロノームが視界に入らないとダメなんだから意味ないじゃんね滝汗


カルメリージャ・モントージャという
名門ヒターナは一糸乱れぬコントラを打つので、
クラスがあると聞いて飛んでいって質問してみたら、

「そんなのねえ、チッチッチと舌打ちして、その間に足打てばいいのよ」

だって。

でもそのチッチッチが
既に自己中心的過ぎて、
もはや正テンポじゃないじゃんね滝汗


てことで、
来る日も来る日も
リズムと格闘してたわけですよ。

先生にはリズム感がないと言われ、
友達にもバカにされながら、
メトロノーム片手に大格闘爆弾



そしたらね

ある日、ふっと分かったんですよ。

っていうか聞こえたの。
裏の音が。笑い泣き


それは自転車に乗るようなもので
ある日ふっと聞こえて
そしたら二度と外さなくなった。

外したとしても、
物理的に足や手が追いつかないとか
間違えたとかそういうので
少なくても自分が外したのが自分で分かるようになった。


この間

…4年間…

4年ですよ!!!
4年間毎日音を聞いてバチバチ家で手を叩き、
いいと言われるCDで歌やギターを聴きながら毎日!


今は色んな音楽が身近にあるから
なんの苦労もなくコントラを打てる人もいるので、
これが早いのか遅いのか分からないけど、
「聞こえた」時には大感動でした笑い泣き


その間に私は
リズムフェチになっていたので
自分が出来なくても心地よい音や
フラメンコらしい音がどんどん聞こえるようになっていきました。


大変だったけど、
この音を聞きまくった経験は、
その後の舞踊生活にとても影響を与えたと思うニコニコ

何よりコントラで遊べるようになったのが
とっても嬉しかったなー照れ

もしも誰かがこのブログ読んで
コントラに悩んでるとしたら


聞け!!!!
とにかく聞きまくれ!!!!
そして足でも手でも打て!!!!

と伝えたい。

それはそれは楽しい音だからウインク

さて、留学する前の同好会で踊る機会を得た私は、
雨が降ろうと風が吹こうと
片道1時間半かけて毎週通った。

ある時、踊り手さんが二人来ていて、
その人たちの踊りをみてぶっとんだ。びっくり
ものすごい迫力ある踊りをしたからだ。

聞けば一人はプロの先生で、
私がいつも色々と教わっているギタリスト達を、猛烈な勢いでしごいている。

ギタリスト達も叱られながら
一生懸命ついて行ってる。

そんな人の後で、私は踊りたくなかった。
自分の力量との圧倒的な差を、
初めて目の前で見せられて、
尻込みしてしまったのだガーン

そしたらその人が
「何?人の踊りを見て自分のは見せないってわけ?」
とこわーい一言を発せられて、
縮こまりながら「はい笑い泣き」といって踊ったのだ。

こわーいその人はそれでもハレオと言われる掛け声をかけてくれて、
その掛け声(オレ!とかバモ!)が心地よくて、
縮こまりながらも
「あれ?掛け声って気持ちいい」なんて思った。

終わってからいつものように、
みんなで飲んだ時に、
そのこわーい踊り手さんと話をしたんだけど、
その時にはじめて

「フラメンコはね、歌なのよウインク

と教わった。

歌が最初にできて、後から踊りがついた。
だからフラメンコは、
決して歌を殺す踊りをしてはいけない。
歌をたくさん聞いて、
歌を表現するようになれたらいいわね。

と。


へええええええポーン
じゃあ、歌を知るにはどうしたらいいんですか?

まずは、カマロンとかチャノロバートとか
有名な人たちのCDでも買って聞くといいわね。
沢山沢山聞きなさい。ニコニコ


はい!!!!!!ラブ


これが私がカンテを知った始まりである。

当時はyoutube とかそんなのなかったから、CDを出来る範囲で買った。

同好会の人たちは、自分の持っているものを録音してくれた。

いいとか悪いとか分からなかったけど
何度も何度も聞いた。

そしたら

初めは踊りのために聞いていた歌だけど
歌そのものが楽しくなって来てニコニコ

特にカマロンには
めっちゃくちゃハマったラブ
あとアルカンヘルも好きで、
どうやら私はダミ声やドスの効いた声より、
高い声の人が好きらしいということに気がついた。

それでもこの頃はまだ
手持ちのCDを何度も聞いてるだけだったから
世の中にどれほど沢山の歌い手がいるとか、
フラメンコの真髄は歌だと聞いても、
まだピンと来てたわけではなかった。

ただ
へーかっこいいなあ とか
この歌いいなー みたいな感じだったけど

いつか

歌とぴったりよりそうような踊りが出来たらいいなと夢見ていたニコニコ