30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる -27ページ目

30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる

フラメンコ踊っています☆ 

スペイン滞在の日記を中心に書いていきます☆☆

夏休みに日本に2ヶ月ちょい帰国していました。


2年ぶりの日本で、ワクワクとドキドキを感じながら。


日本について、最初のびっくり。


トイレに行ったんですね。空港で。

で、便座に座ろうとしたら・・・・


ひ、低い!!!!!


思ってた位置よりも低かったので、あやうく尻餅をつきそうになりました。

ひやっとしたよー。



そして、次は。

『すみませーん、エレベーターどこですかー?』

『ああ、そこの突き当りを左だよ』


『すみませーん、売店どこですかー?』

『ああ、この道の突き当たりだよ』


・・・・

ああ!!!みんな、全員が本当の事をいう!!!!


なんて感動なのだろう。誰も嘘を言わないし、正確そのものだ。

おまけにあたたかい笑顔付き。

なんて優しいのかしら。


そして、コンビニに入ってびっくり。


陳列が綺麗!!!!!

賞味期限がすぎてない!!!

商品にカビがはえてない!!!

種類ごとにきちんと分かれていて、ソースとしょうゆが近い場所にある!!!!


あまりの美しさ、そして品揃えに思わず写真をパチリ。


『あ、すみません、写真はご遠慮下さい。削除お願いします。』


え?そうなの?

なんでー。こんなに美しいのに。

きれいだけど、なんだかなあ。


ちなみに私は猛暑のマドリーから帰国したので、現地人そのものの格好。

キャミ一枚。でもこれじゃあ、日本で電車には乗れないよなあと思い、薄手のはおりものをちゃんと手にしていたのだが。

空港について。。。。


あ、あっつい!!!あづい!!!暑い~~~!!!!!


もう、蒸し暑さに肺がくっつきそうですよ。

呼吸困難。水揚げされた魚そのもの。

ごめんなさい。はおれません。キャミ一枚で許してください。スーツケース持ってますから。

半分外人ですから。


その後も2週間近くバテて、何もできなかった。

私が日本の夏をしばらく味わってなかったからか???って思ってたんだけど、

今年の夏はひどくて、みんな大変だったようですネ。


とまあ、初日のカルチャーショックはこんな感じでした。


・・・友人に


『ブログの更新が最悪』



と指摘されました。

はい、その通りです。

もう、スペインに住んでいるから、全てがスペインタイムなんですよ。

実は今も、友人との約束待ちですよ。遅れてくるのがわかってるので、なんとブログを書く余裕があるんですね。

まったくすごい国。




ということで、今日は久々のブログということで・。


スペインは情熱の国!!!と言われていますが、いや、嘘ではないですけどね。


スペイン人の男性は『僕たちは世界一のロマンチストだよ!!!』といいますが。

スペインは全てにおいて。。。なんていうか、おしい。

その洗練されきれないところがよかったりするんだけど。

前にも洋服のネタで書いたけど、イタリア人やフランス人のようなあの洗練された感にイマイチ到達できていない。

でも自分たちは、ものすごくロマンチストで、あま~いと思っているので、それを前面に出してくる。



ある友人が、とてもスイートに言ってきた。


『君は、ハローキティに似ているね。。。君の事をハローキティと呼んでいいかい?』



これを聞いて、ロマンチック!!!!と思ったり、

『もちろんよ、ハニー!!!!』って答える日本人がどれだけいるんダロ。

しかし、本人はいたって真剣。

『きみはミモザの花のようだ。ミモザと呼んでいいかい?』

と同じレベルか???

半ばニヤつきながら、『いいよ~』と答えると。


『ハローキティ、見てごらん。あの星が綺麗だね・・・』

『そうね』


『ハローキティ、寒くないかい?』

『大丈夫よ』


『ハロー、こっちだよ』

『・・・・・・』


『ハロー、大丈夫かい?』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』


『ハロー、ハロー』



ってか、略すとしたらそっちじゃないから!!!!!

ただの挨拶じゃん!!!!


ああ、でも真剣なんだろうなあ。。。こんなふうに呼んでる自分は素敵だと思ってたりするのかなあ。


それとか別の友人が、私が爪を切ろうとしたら、

『僕が切ってあげる!!!』

『絶対嫌だ。だめ。ナシ』

『どうして?お姫様みたいでしょ?大丈夫、リラックスして・・・』


絶対ヤダ、

信用できない。命懸け。

でも本人は女性の爪を切るというその画面がおそらく素敵なわけで、絶対に譲らない。


『・・・どうぞ』


手を差し出すと、手の甲をすっとなでて爪切りを取り出す。


ああああああ、こわいよおおおおおお。


スペイン人を知る人なら、私が命懸けで友情のために自分を差し出したのかがわかるはず。


『深爪したら、殺すわよ?』

『大丈夫、プリンセサ(お姫様)、リラックスして・・・・』


そしてパツンパツン。。。と爪を切る。

脅しがきいたのか、浅く切っているので害にはならない。


ところが3本目あたりで、爪の端が切りきれなかった。

それを見た彼、


ムギリッ


と指で残りの爪をはがした。


『ちょっと!!!!!!何すんのよ!!!!爪切り使わなきゃ意味ないでしょうが!!!』

『だって、ちょっとじゃん』

『関係ないわよ!もうダメ。自分できる』

『え~~~~なんで~~~~~~』




画面なんて、シーンなんてどうでもいいのだ。



他にも、踊ってる最中に、スカーフを外してかっこよく上に投げたまではよかったけど、

取り損なって顔にかぶっちゃったり 笑


私を抱き上げて屏の向こうに渡そうとして、重すぎて抱き上げれなかったり 笑


あ、これは私のせいか。



スマートになりきれない部分が、ツボだったりする。

そしてこっちが笑っちゃったとしても、どうして笑われてるのかさえわからない彼らが愛おしい。







今日はロス・レジェスと言われる東方三博士の日。


これは、キリストの誕生に導かれてプレゼントを届けようとした三人の博士が、1月5日に到着したことにちなんだ日。私たちの創造するクリスマスが、スペインで言うところのこの日にあたります。子供たちはサンタではなく、この博士達にお願いをして、良い子だとプレゼントがもらえるんだけど、悪い子だとなんと『炭』しかもらえないらしい^^;そして、恋人、夫婦、友達感でもプレゼント交換があったりする。スペインのクリスマスの装飾や買い物商戦はこの日まで続きます。長いよね。


で、この日には”ロスコン”と言われるケーキを食べるのね。クリスマスのショートケーキのように、この時期にはスイーツ家さんには、いろんなサイズの、そしてバリエーション豊かなロスコンが並ぶ。1月にはもう店頭に並んでいるので、食べる機会もその気になればたくさんあるけど、基本は1月6日に食べるみたい。


MILABANICO


中は、生クリームだったり、チョコだったり、何もなかったりとバリエーションはあるけれど、パン生地にドライフルーツがのってるのが基本。スペイン人の友達は、生クリームが典型的だと言っていた。


そして、この中には、小さなオモチャが入っていて、大体が、小さなプラスチックの人形だったりする。

”東方三博士”にちなんだ人形らしい・・・博士とか、馬とか、キリストとか。カットして食べたとき、自分のケーキの中に、このおもちゃが入っているとラッキー。でも、ラッキーな人は、このロスコンの代金を払わないといけないんだって^^;いいんだから、悪いんだか。ホールインワンみたいだよね。


で、今日は家に、ロサの友達がたくさん来ていたんだけど、私の分も用意していてくれた。

生クリーム入りだ。


MILABANICO

用意してくれていたのはマリセル。以前グラナダ日記に登場した人物で、かなりギャグ要素の強い大好きな女性だ。


マリセル、こちらで登場


http://ameblo.jp/milabanicos/entry-10985890737.html



私は実は、夕飯も入らないくらいお腹がいっぱいの状態だったから、『あすでも食べられるかなあ』と聞いた。


するとマリセルは『危険よ。明日まで残すのは危険よ。”食べられなく”なるわよ。ロスコンは足が早いのよ』


ああ、そうか、ケーキだしね。生クリームだしね。固くなるかもだしね。


その忠告通り、さっそく食べた。



んんんんんまあああああいいい!!!!!!!!

すっごい美味しい!!!!


大きいと思ってたけどぺろりと食べてしまった。むしろ足りない。


するとマリセル『もう食べた?』

『うん。美味しかった。ごちそうさま!』

『そうでしょ?私の行きつけの店で買ったのよ。美味しいでしょ?ほかのところより美味しいわよ』


そう、グラナダ紀行でも紹介したように、マリセルはすごいスイーツ好き。グルメだ。


『明日食べようなんて危険なのよ』

『うん』


『よかったわ。これで安全ね』

『?』


『私ねー。ケーキを残しておけないのよ。ケーキが冷蔵庫にあるって思うと、寝られないの。ベットに入っても、冷蔵庫にケーキがあると思うと寝られないのよ!!!食べずにいられないの!!!絶対に明日まで残ってなかったと思うわ。』


・・・え?足が早いってそういうこと???


『チーズもハモンも大丈夫。でもケーキだけはダメなのよ!!!特に生クリームなんてったらあなた、どうして忘れることができるわけ?』


おおお。すごい恋心だ。なんか負けた気がする。私もケーキには恋してるけど、こんなにすごくはない。


『私はね、友達にもケーキは持ってこないでって言ってるの。でも、もし持ってきたら、食べるんだけど、残ったものは全部捨ててしまうの。そうしないと、忘れられないでしょう・・・・』と憂いをみせるマリセル。

恋する乙女は切ないわね。


『でも!あなたのおかげで今日はぐっすり眠れるわ!!!』


いやいや、お安い御用よ。いつでも呼んでおくれ。



ちなみに私は今年3つめのロスコン。満足満足☆

そして昨日食べた2つめのロスコンに人形が入っていた。ラッキー♪


東方三博士にちなんだ人形



MILABANICO

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では、フェリス・レジェス!!