浦和監督に前広島ペトロビッチ氏(サンスポ)

 J1浦和は14日、来季の新監督として、今季まで広島を率いたミハイロ・ペトロビッチ氏(54)が就任することで基本合意したと発表した。契約期間は1年で、推定年俸5000万円。
 難航した監督人事が決着し、山道守彦GM代行が安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
 「いろいろご心配をかけました。経験、実績、戦術を持っている指導者だと思います」
 監督人事は二転三転。クラブは15位に低迷したチーム再建を経験豊富な日本人指揮官に託そうと、まずは前日本代表監督の岡田武史氏、続いて前G大阪監督の西野朗氏にオファーを出したが、“大物釣り”は空振り。失敗が許されない第3希望が、Jリーグの監督就任に意欲的だったペトロビッチ氏だった。
 関係者によれば、浦和は来季の補強戦力に、新指揮官の戦術を熟知する広島DF森脇良太(25)、対応力の高い横浜MのDF栗原勇蔵(28)をリストアップした。かろうじてJ1残留を決めたかつての名門が守りを固め、復活を目指す。


【横浜】MF谷口、ふがいない今季を反省(日刊スポーツ)

 横浜MF谷口博之(26)が今季のふがいない結果を悔やんだ。14日、横浜市のクラブハウスで1回目の契約交渉を行ったが、サインはせず。「これだけ試合に出させてもらって、自分の特徴である点を取ること、球際をなかなか出せなかった。全然納得いってないし、チームにも監督にも迷惑をかけた」と話した。リーグ33試合出場も2得点の結果に反省しきりだった。


大黒、右膝負傷で天皇杯欠場も…横浜M(スポーツ報知)

 横浜MのFW大黒が天皇杯4回戦・松本山雅戦(17日・富山)を欠場する可能性が14日、高まった。13日の練習中に右膝を痛め、この日はグラウンドに現れず。木村和司監督(53)も「今日も(練習)できてないからしょうがないな」と今季リーグ戦でチーム最多の10得点を決めているストライカー抜きの戦いを覚悟した。それでも「チーム全体の雰囲気は良い感じ」と話すなど、優勝でのACL出場を目指し、総力戦で勝ち進んでいく。