横浜最後は冷や汗…5年ぶりのタイトルに前進(スポニチ)

 【横浜1-2G大阪】最後は冷や汗をかいたが、横浜は踏ん張って4強入りを決めた。「勝ち負けよりも、上に進むことが大事だった」と木村監督。自陣ゴール前を固め、3―1で勝った第1戦のリードを何とか守り抜いた。

 前半の終盤に守備の要を失った。中沢がルーカスとの接触で右目周辺を強打し、負傷交代。後半はG大阪の攻撃にさらされたが、ベテラン松田を中心に1失点でしのいだ。「正直負けたのは悔しいが、初戦のリードを計算しながら戦うような経験も、この若いチームには必要」と松田は言う。

 昨年はナビスコ杯、天皇杯ともG大阪に屈した。その難敵を打破し、リーグ戦を制した2004年以来、5年ぶりのタイトル奪取に可能性を残した。「タイトルを目指しているというモチベーションは、Jリーグの方にも生きるはず」と、右目に眼帯をした中沢は話した。


負傷ボンバーのため…横浜一丸で突破(スポニチ)

 【横浜1―2(2戦合計4―3)G大阪】横浜が逃げ切りで2年ぶりの4強を決めた。1点を追う前半23分にMF長谷川アーリアの今季初得点で同点にしたが、前半41分にDF中沢が相手FWルーカスのひじが右目に入って負傷退場するアクシデントもあり、後半29分には勝ち越しを許した。それでも「ボンバーのためにも一丸となった」(松田)という結束力でそれ以上失点しなかった。中沢は30日にも検査を行う予定で、8月1日のリーグ京都戦出場は絶望的だ。26日のリーグ磐田戦でもDF栗原がひじ打ちを受け3針縫うケガを負っただけに、クラブは試合後にJリーグに意見書を退出した。


横浜中沢退場も逃げ切る/ナビスコ杯(日刊スポーツ)

<ナビスコ杯:(3)G大阪2-1横浜(4)>◇準々決勝・第2戦◇29日◇ニッパツ※カッコ内は2戦合計得点

 2戦合計4-3、第1戦(3-1)の貯金を守りきっての勝ち抜けに、横浜の木村浩吉監督(48)は「後半よくしのいだ。選手たちが頑張ってくれた」と満足そうに話した。前半にDF中沢佑二(31)が負傷退場するアクシデントがあったが、後半からは4バックを3バックに変更して、何とか逃げ切った。

 2年ぶりのベスト4進出で、04年のリーグ優勝以来5年ぶりのタイトル獲得にあと2つ。準決勝の相手は川崎Fに決まったが「まだ先のことは考えていない。リーグの方もあるので」と、中2日で迎えるリーグ京都戦に向けて話していた。


横浜中沢退場もしのいで4強/ナビスコ杯(日刊スポーツ)

<ナビスコ杯:(3)G大阪2-1横浜(4)>◇準々決勝・第2戦◇29日◇ニッパツ※カッコ内は2戦合計得点

 横浜は第2戦で敗れたが2戦合計で準決勝進出を決めた。

 横浜がDF中沢祐二(31)負傷退場のアクシデントを乗り越えて、2年ぶりのベスト4に進んだ。前半37分にG大阪FWルーカスと接触、右目の下を痛め、負傷退場したDF中沢は「相手のひじが入った。痛みはないけど、腫れがひどい」。骨折はしていないようだが、病院に行くかどうかは一晩様子を見て決めるという。チームは第1戦(3-1)の貯金を守って2年ぶりのベスト4入り。「タイトルを目指すモチベーションはリーグ戦にもつながる」と話した。


中沢、負傷交代 相手のひじが右目下直撃…横浜M(スポーツ報知)

 ◆ナビスコ杯準々決勝第2戦 横浜M1―2G大阪=2戦合計4―3で横浜Mが準決勝進出=(29日・ニッパツ三ツ沢競技場) 横浜Mの日本代表DF中沢佑二(31)が30日に精密検査を受けることになった。29日のG大阪戦で、FWルーカスと空中戦で競り合った際、相手のひじが右目下を直撃。交代を余儀なくされた。「目の中を専門の眼科医が診てみないと何とも言えない」と工藤敏治チームドクター(41)。中沢は右目がひどくはれたため、眼帯をして帰宅。8月1日の京都戦出場は絶望的となった。「やられた瞬間に駄目だと思った。ひじ(のファウル)には注意深く笛を吹いてほしい」とそのまま試合を続行した家本主審に苦言を呈した。


中沢、右目付近を痛め途中交代=横浜M(時事ドットコム)

 Jリーグ1部(J1)横浜Mの日本代表DF中沢佑二が29日のナビスコカップ準々決勝第2戦、G大阪戦(ニッパ球)で右目付近を痛め、前半41分に途中交代した。G大阪のルーカスとヘディングで競り合った際に強打した。30日に病院で検査を受ける予定。木村監督によると、チーム医師による触診では眼底骨折などの疑いは少ないが、右目の下が腫れて目を開けるのが困難な状態だという。 


横浜M4強も中沢イタタタタ…/ナビスコ杯(サンスポ)

 ナビスコ杯準々決勝第2戦(29日、横浜M1-2G大阪、ニッパ球)横浜Mは4強入りしたが、日本代表DF中沢佑二(31)が右目付近を負傷した。

 右目に眼帯をした痛々しい姿で、横浜MのDF中沢はスタジアムを後にした。前半41分、FWルーカスとの競り合いで卒倒。担架で運ばれた。

 「完全にヒジが入った。ボコッと腫れていて前が見えない状態」。笑みを浮かべ、「痛みもない」というだけに、骨折という最悪の事態は避けられそうだが、30日に病院で検査を受ける。8月1日の京都戦(日産ス)、同8日のJOMO杯(ソウル)の出場は微妙になった。

 ただ、守備の要の途中離脱にも、チームは2年ぶりにベスト4に進出。DF松田は「ボンバー(中沢)のためにもと1つになれた」、木村監督は「目標通り上に進めた」と、こぶしを天に突き上げた。



【評】横浜Mがリード守る 横浜M1-2G大阪 (日経ネット)


 横浜Mが第1戦のリードを守り抜いた。前半途中に中沢が負傷交代し、後半は守勢に回った。レアンドロに勝ち越し点を奪われたが、3点目は許さなかった。G大阪はサイドと中央から効果的に攻めたが、第1戦の3失点が重かった。


清水―FC東京 川崎―横浜マ ナビスコ杯4強そろう(asahi.com)

 サッカーのナビスコ杯準々決勝は第2戦が行われ、4強が出そろった。川崎はJリーグ首位の鹿島を延長戦で破り、2戦合計3―1で準決勝進出。昨年準優勝の清水は絶好調のFW岡崎らのゴールで浦和に3―0で大勝し、合計4―2でベスト4入り。横浜マはガ大阪に敗れたが、合計4―3で辛くも勝ち上がり、FC東京も名古屋に敗れたが第1戦の貯金が効き、合計6―3で準決勝にコマを進めた。

 9月2、6日の準決勝は清水―FC東京、川崎―横浜マの顔合わせとなった。(いずれも上のチームが第1戦のホーム)