韓国軍合同参謀本部の発表に依ると
3月24日、ソウル北方の京畿道坡州
3月31日、黄海の韓国領・ペクリョンド
4月6日、東部の江原道三陟の山中
で、墜落した無人機を発見。
物騒な世の中に成ってきました。
さすが 何を考えているか分からないお国です。
<無人機を飛ばした目的は、何なのでしょう?>
分解能数mの写真ならGoogle MapでもOK! だと思うのですが、
どんな軍事行動に必要な偵察写真だったのでしょう?
相手に知られたく無い偵察のために 小型の無人機を使ったのであれば、ソウル北方で一度墜落したら 次は落ちないように対策をとってから 秘密裏に偵察飛行させるでしょうに。
ばれても構わない、形振り構わぬこの大胆な偵察行動は、何かの危険な行動の序盤戦なのか・・・・
最初の墜落地点「京畿道坡州」は、北朝鮮が軍事行動の第一目標としているソウルへの途中にある街です。
第3の墜落地点「江原道三陟」は、東海岸で北との境界線から150km離れた海岸に面した都市です。
ソウル攻略の迂回路、包囲の接近経路となる 上陸地点を偵察しようとしていたのか?
核保有の可能性、長距離運搬手段の確保済み、ここ最近のテポドンの発射・・・も加味して考えると
今回の無人機の目的は、北朝鮮軍が南下して韓国に侵入すると可能性を示している。
ただ、偉大なる首領様は、お若いので御イタをなさることもありえますが、
軍は、冷静に敵味方の戦力比は計算するでしょうから そんなに非常識な行動はとらないと(思いたい)
それらを総合して考えると
「南下侵攻」軍事行動の兆候を示して 外交交渉における米、中、日、韓の譲歩を引き出したい。
<技術的関心事>
それと 注意すべき技術的な点は、
① 150km以上離れた地点まで到達できる誘導と、
② 150kmも離れた地点で見たいポイントを写真撮影する
技術を持っているという事。
①の飛行の誘導について
可能性ある方策は、慣性航法、GPS、その両方によるハイブリッド方式か、データリンクで150km離れた地点からリモート操縦するかが考えられる。
ラジコン機とは云え150kmも離れたところからコントロールをするとなるとかなり高度なデータリンクシステムが必要になります。
(100kmを越えるデータリンクシステムの実際の機材は、アメンバー記事で紹介したいと思います)
(某国には、まだ100kmを越える無人機のデータリンクの装置はありません)(恥ずかしいから 小さな文字で書きました)
この機体には、その様なデータリンク端末が載っていたのかいないのか、技術的に興味のあるところですが、それは明らかにはされないでしょう。
②の偵察活動の方策について
この方策には、2つの可能性があります。
②-1: データリンクを介して離れた地点から操作する。
②-2: 現地に潜入していた特殊部隊員が、偵察したい地域の近くで コントロールする方式。 これも決して低く無い技術です。
<②-2>の実例 湾岸戦争時、米軍による女性兵士救出作戦
湾岸戦争の時に 米軍はそんなローカルでコントロールする端末システムをイスラエルから緊急調達して持ていて バクダットに拘束されていた米海兵隊の女性兵士を救出する際に偵察用無人機と共に運用していました。
救出作戦は報道されましたが、具体的方策については公表されていませ。
(次回のアメンバー記事でこれについては、写真付きで紹介したいと思います。)
北朝鮮は、中国からこの無人機を買ったという報道もありました。
中国へは、イスラエルから無人機の技術が流れています。
(これも以前 ブログでお話したとおりです)
これから どんな事が起きるのか、注視しておいても損はなさそうです。
何か起れば、株式や外国為替に大きな影響がでるでしょうから。