話が大会の話に逸れ、長くなってしまったので
一旦切りました。
で、29.5mmスプリングの話ですが、
29.5mmスプリングに変更してから、これまでよりも
高車高のセッティングとするようになりました。
私はシャーシにもボディにもあまりウェイトは積まず、
また、これまでは車高も4~5mmと低かったので、
低重心な状態となっており、ドリフトで大切なロールの
動きが不足し、トラクション不足に陥っていたのだと思います。
(それを今まではキャンバーをつけたり、キャンバー変化量を
減らすことでタイヤを路面に引っ掛け、補っていました。)
それを高車高・高重心とし、また、スプリングの長さを生かし
リバウンドを相当長くすることにより、
抜群の接地性とコントロール性を得ました。
それでもやはり、ロールし過ぎる車は好きではないので、
重心が高くなった分、今までよりも硬いスプリング
(ミディアムとミディアムハード)としました。
もしかすると、車高を上げて重心を上げ、
リバウンドも増やして荷重の移動量を増やしたところで
スプリングは硬いものとし、タイヤ面圧、タイヤを路面に
押し付ける力を上げたのが良かったのかもしれません。
それから一昨日は、大会が進むにつれてリヤの踏ん張りというか、
引っ掛かりがどうしても必要になってきたので、
チームのニシノさんに教わった通り、
リヤのキャンバーを増やして行きました。
私の好みの前後バランスにするため、元々フロントよりも
リヤの方に多くキャンバーがついていたのですが、
大会中必要に迫られ、リヤキャンバーを増やしたので、
「ショウジセット」とも言える、リヤだけに鬼キャンがついた
異様なセッティングが完成しました(笑)
審査席前の飛び込みでマシンを止めるためだけに
つけたリヤキャンバーでしたが、
副産物として、異常なまでに車速が出るようになっていました。
(やはり操縦を楽にするため、かなりハイギヤードな
ギヤ比にもなっていました。)
この車速が、想定していなかった決勝トーナメントでの
追走で威力を発揮、私にベスト8進出をもたらしてくれたのでした。