いよいよ元号が変わりますが、
Excelの日付は、5月1日以降も平成になってしまいます。
そのうちWindowsアップデートで、対応されるんだろう と思いつつ、あと1週間となったので、自力で、令和対応してみました。
①令和の表示形式を作成する
②条件付き書式を使って、入力された日付(西暦)を、平成や令和の表示に変える。
の2点です。
①令和の表示形式を作成する方法
a)赤丸のボタンを押して、表示形式の設定ウィンドウを出します。
b)一番下のユーザー定義を選んで、日付の形式を選びます。
c)種類の欄に表示されている yyyy を削除して、 "令和元" または、 "令和1" と入力して、ENTER キーを押して確定します。
(※画像は、令 と 和 、 和 と 元 の間に "" がありますが、無くてもOKです)
d)同じようにして、令和2 (必要な年数だけ) 作成してください。
②条件付き書式を設定して、西暦入力を元号表示できるようにします。
a)日付の表示をしたいセル(例ではA列すべて)を選択し、条件付き書式メニューから、新しいルール を選びます。
b)令和元年の設定
「指定の値を含むセルだけを書式設定」 を 選んで、「次の値の間」 として、 2019/5/1 と 2019/12/31 と入力したら、 「書式」ボタンを押します。
c) ①-c)で作成した 令和元年の表示形式を選択し、OKを押します。
d)同じように令和2年も設定します。
令和2年は、 2020/1/1 と 2020/12/31 の間です。
e)平成も設定しておきます。
2019/4/30以前が平成に表示されるようにします。
次の値以下 を選んで、 2019/4/30 と入力して、書式を押します。
f)平成の書式はもともとあるので、 分類の 日付 を選んで、 カレンダーの種類を 和暦 にして、 種類で 平成 を選んでください。
これで、設定したセルに入力した西暦に応じた元号で表示されるようになりました。
選んでいないセルには適応されないので必要なら、書式のコピー をして、条件付き書式 をコピーしてください。
西暦で入力できるようにしているので、日付の計算もできます。
自動カレンダーの作成にも使用可能です。
なかなか令和対応にならないと、困っている場合は、一度チャレンジしてみて下さい。
うまくできない場合は、キュリオステーション三国店のワンポイントレッスンをご利用ください。