出発前夜 | 虎のブログ

出発前夜

なんとか一週間、時差調整せずに過ごすことができそうです。

明日は、羽田着後すぐに博多に移動して、翌日朝からびっちり入ってるから後2時間は頑張って起きて、明日は目覚めとともにダッシュで着替えて空港に向かう予定にしています。

 

子供達には最近ハマりの「特製ラタテューユ」に「低温調理したチキン胸肉のマッシュルームソース」をディナーとして用意し、翌日の弁当まで準備万端です。

 

今回は週の初めにかなり集中できてたので後半は余裕もできて、店行ったり、レストランに出かけたりできました。

前半、集中してデスクワークに入ったときはほぼ生野菜ばかりばりばりかじったので、天然酵素も取得できて体調はすこぶる良くなり、

後半はレストラン続きで酒も飲んだんですが、やっぱ美味しい料理と美味しい酒に意味ある会話は人生にとって至福の時です。それはそれでなくてはならない時間です。

それでも、試食に会食、リサーチなどあまりにも真面目やりすぎると体を壊すので、僕の場合は極端なコントロールをしててでも健康には細心の注意を払うようにしています。

バランスの良い一週間でした。

 

 

さて、ここのところ幾つかのやりとりを見て、根本は変わらないんだけど最近自分が変わったんだなって思うことがあります。

僕も昔は論理性よりも感情論に趣を置いていました。(論理的ではありましたが、、。)

駆け出しの頃は、金八先生にでもなったような気持ちになっていましたし、知的見地に立ってものを言う人を否定しては「人間とは、、」みたいな感じでさも偉そうに倫理を語りかけていました。その心に嘘はなかったのですが、おそらくそんな時って、自分が特別なような人間にでもなったような気になってしまっていたとは思います。

他とは違う人徳者にでもなったように。。。

 

若造が、、笑ってしまいますね。

 

一旦できたイメージを守るのに必死になってブログ書いたり、講義したり、なんか今の僕とは違っていました。時にはいい影響も与えられていたのかもしれないけど、もう一人の自分は本望ではなくて、本当はすごく窮屈だったんだと思います。

グローバル化という多様性を重んじて変化を作りたかったかのは、間違いなく自分自身が心からそれを望んだからで、海外進出に対する個人的なモチベーションであったことは間違いありません。

それからいろいろ経験して、「慈悲心は内に秘めて、勇気を表に出す」という言葉に感銘を受けて、自分らしさを取り戻すと、想像力と論理性を伴ってアイデアが溢れるようになりました。

 

こと仕事の会話においては、心理に訴えかけるような会話をしたり、感情的に判断することが正直煩わしくなって、合理的で論理的なコミュニケーション関係を望むようになっていることに気がつきました。

 

感情論は良いも悪いもその答えが、それぞれに委ねられるから難しいものがあります。

僕が正しいと考えていることと、相手が正しいと考えていることは価値観や人生観によって共鳴していくもので正しい答えなどありません。

だからこそ、自分の考えで諭すことが果たして良いことなのそうでないのか?本当にわからなくなることがあります。

自分では良かれと思ったことも、相手にとっては苦痛で、それがパワハラなどと判断されないとも限らないし、

極端な話、モチベーションのための目標策定を進めることでさえも、心裏腹にパワハラと取られる可能性だってあるものです。(相手にとってそう取られたらそうだから)

僕も社内で確信もって話できる人ってそうそういないですからね。

そう考えると価値観や考え方の違う相手に必要以上に心理を諭すということは、自分においても相手においてもリスクに関わるものであると今はそう考えています。

 

それが正しいか?正しくないか?なんてわからないし、答えはないと考えています。

 

ただ、仕事をしていく上では論理的に会話を成立させた方がフェアであるし、

感情的な会話は人間関係が良いときは良い方に左右するけど、経営環境の変化などシュチュエーションが変わって関係に距離感が生まれたり、ちょっとした相違から悪くなるとストレスに発展したりするものだと僕は考えています。

 

 先日、カナダのエグゼクティブチームとの食事の際、彼らがマネジメントやビジョンに関して激論している姿は真摯そのものであったし、論理的で答えを見出す会話の中にも尊敬と期待を感じました。何より主体性が理想に近い。

お互いが価値観を共有できていることとともに、思考レベルや知識レベルを同等にできているからこそ、表面的な言葉でなく芯から繋がっていられるのだと思います。

 

だからこそ、僕も大きなチャレンジをイメージできるというものです。

 自分がこの世界により良い影響をもたらしたかどうかは、言葉ではなく、結果で示していきたいと思います。

結局仕事やビジネスっていちいち言葉にする必要もなく、実質的に社会の役に立たない限りなくなってしまうと考えていますしね。

 

来週はこれから3年の動きを図るぐらい重要なミーティングも待っています。 

Aburi Brandはカナダで確実に本物になってきています。

だからこそ可能なこの世界に類を見ないビジネスを考え、機会を創出していく。

それこそ、最大のESと考え臨みます。

 

というか、当然、自分が一番楽しんでるんですけど。