(3)玉の輿族


それまでの人生、これといって特徴がなかったのに

結婚を機に「VERY」的セレブへと駆け上がった方々。

一昔前のIT社長や、外資系高給サラリーマン、外国人などと結婚したマダムの大好きな「VERY」とは、

お互いの需要と供給がベストマッチした形です。

この方々は、結婚した後の「新しい自分」が大好きなので

ライフスタイルから持ち物まで、すべてさらけ出してくださる、

「VERY」にとっても、とても有り難い読者たちなのです。

ブランド物バッグや、バカンスごとに訪れる海外の情報など

彼女たちは見せたくて、言いたくて仕方がないので

喜んで誌面に登場してくれます。


加えて、こういった方々は、

お子様がインターナショナルスクールに通うことで

さらにステイタスが上がります。

確かに、「VERY」の提唱するカジュアルスタイルがお得意なママが多いという意味で

ファッションページ的には参考になる部分があると思うのですが

果たして、インターに入れるって、いいの??ステイタス??と

社会では全く使えない、インター出身の純ジャパ(=純粋ジャパニーズ)を数多く知っている筆者は

首をかしげてしまいます。

「インターママ」の特集を見るたびに、

なんだかとっても発展途上国時代の日本が抱えてきた「西洋に対するコンプレックス」の片鱗を垣間見る感じがして

とてもいやーな気持ちになるのですが、これは私だけでしょうか。


・・・・おっと、話がそれました。

しかし、この「玉の輿」族は

「VERY」の華やかさを保つためには

絶対に欠かせない大切な読者層だといえるでしょう。


(2)「元キャリアウーマン」族


公立高校や地方の高校から東京・関西圏の有名大学へ進み、

大学卒業後はバリバリ仕事をしてきた方々。

出産や夫の転勤を機に家庭に入り専業主婦になりましたが、

その貪欲な向上心で様々な習い事に精を出し、

いつか社会復帰するときのための「自分磨き」に余念がありません。


ファッションはクールな「ハンサムスタイル」がお得意。

カッコいいママを自認し、

今や「メジサバスタイル」と並ぶ2大勢力に食い込んでいます。

出身大学やこれまでのキャリアを裏付けにした自信に充ち溢れていますが、

どこか「真性お嬢さま」族に引け目を感じています。


(1)「真性お嬢さま」族

まずは、幼稚園からエスカレーター式の名門校に通い、

幼いときからブランド物に親しんだ本当のお嬢さまから。


たとえ、今はエリートサラリーマンと結婚し

つましい(?)生活をしているとしても、

実家(多くの場合、港区や世田谷区、目黒区)の力で

子どもを自分と同じように名門私立幼稚園に通わせ、

ご挨拶は「ごきげんよう」。

育ちのよさから、決してガツガツすることなく、

どことなくおっとりした雰囲気を持っています。

お洋服は紺、グレーの「メジサバ(目白周辺で見られるコンサバ)スタイル」が中心。

公称発行部数20万部以上を誇る「VERY」の

読者ヒエラルキーのトップに君臨する、園ママの模範です。


しかし、こういう方々は「VERY」など読んでいないという残念な事実も・・・。