ベータEVO2Tのお話。
昨年の夏くらいからの不具合。
エンジンヘッド締付ボルトの1箇所から微量の冷却水が漏れる。
ボルトを増締めしてもニュルっと締まらいので、冷却水を補充して乗っていた。
たぶん、ボルトの緩みから締付面圧が下がり、ボルト穴を伝って漏れるのでしょう。
シーズン前にやる気を出して修理することに。
まずは冷却水を抜いて。焼酎のライム割りが飲みたくなる色だなぁ
工具に干渉する冷却ファンを緩めてのける。これが狭い場所での面倒な作業。
本来ヘッドカバーを開けてガスケット交換すべきところ、ボルト1本の入れ替えで済めばラッキーかと思い、応急修理として漏れているボルトだけ外してみる。
抜いたボルト(写真上)を見ると、ボルトのネジ山にメネジ側の金属(粉)が詰まっている。
新しいボルトのネジ山に期待してボルトを締めてみると、ククッと手ごたえを感じるくらい
に締まった。( ̄ ̄▽ ̄ ̄)
メネジが傷んでいるようなので、規定トルクまでは締めずに様子を見ることに。
自宅から10分くらいの所にある河川敷練習場で2時間くらい試走してみた。
その結果、冷却水の漏れは止まったみたい。
今のところメネジをリコイルせず済みそうで、ほんとうに良かった! つづく