PROFILE MIKU TAJIMA | エステティックサロン feel

エステティックサロン feel

大分県佐伯市エステサロンfeelのブログ
♡美容・ダイエット・美肌・脱毛・ブライダル♡

さえない私

中学生の頃の私は、毎日髪は一本結び・・目の前にある服を着て・・・

部活動で日焼けした肌。あだ名は『こげたパン!』

キレイな子がいると“ブスな私を見て欲しくなくて”目を背けていました。

キレイになりたかったけれど、

やり方が分からない日々に嫌気が差していましたが、今思うと、

美に目覚めるスタート地点でした。


メイク革命!

高校では、オシャレな子ばかり!

『どうしてこんなに可愛いのだろう?』と研究を始めてみたものの、

お小遣いではファッション誌も買えず、コンビニで立ち読みが毎日の日課。

初めてメイクを知り、

『女性は化ける事が出来て変われるのだ』と思いました。(笑)

母や姉達のメイク用品をこっそり借りて見よう見まねで

絵を描くようにメイクをしました。

今振り返ると、きっと笑ってしまうほど下手だったと思いますが、

当時の自分にとっては革命的でした。

が、メイクに気を取られていた私は、12㎏太った事も、

『まだ足は細いし!いいやぁ』と大して気にも止めていませんでした。



初めてのエステティシャン

初めて働くことの大変さを教えてくれた建設会社の事務を経て、

『エステティシャン』という言葉に『かっこいいなぁ』と思い、入社!

研修では、礼儀も世間もしらない私を講師が初日から猛攻撃!

『もう逃げ出したい』と思った時、

同僚が『地元に帰ることは簡単だよ!

でも少しの間だけだから一緒に頑張らない?』と

励ましてくれ、

一緒に悩みを乗り越えようと頑張る子が沢山いることに気付きました。

と同時に『もう逃げ出さない!』

私は必死で課題やマッサージ練習、リフレクソロジーなどを

完璧に覚えました。



『初めの挨拶は大きい声で元気よく!』耳にタコができる程、

教えられた私は、素直に・・・

『おはようございます!今日からお世話に・・』

言い終らないうちに“シー!!!”としょっぱなから注意され、

エステサロンが静かな空間だと知りました。

毎夜11時過ぎまで、bodyマッサージ練習の日々に加え、

朝礼での研究材料発表の準備。

ほぼ毎日3時に就寝、朝7時に起床の毎日・・・

その頃は『人をキレイにしたい』というよりは、

皆に追いつくのが必死でした。

こんな生活が、半年を過ぎた頃

『この仕事に私は向いていないのではないか?』と

思うようになり、

辞めることを決心しました。



勝手に決めて、勝手に家に戻った私を両親は『おかえり』と

笑顔で迎えてくれました。



『もう何でもいいやぁ』と就いた接客業で、

仕事は誰にも負けない程頑張りましたが、

人付き合いは重要ではないと思っていた私に

『愛想悪すぎ!』『怒っているみたい』『口が“へ”の字』『声が小さい』の

店内で1位2位を争うクレームの嵐!

心の中では『うるさいなぁ』『私は私!!』と思いながらも、

ショックで『気を付けよう』と頑張りましたが、

とうとうお客様から感謝の言葉は頂けないままでした・・


再開

一度は、諦めたエステティシャン。

『まだやり残したことがあるのではないか?』と同時に

『以前の私のような自分に自信のない人をキレイにし、

自信が持てるようにしたい。』


もう一度エステの道を目指しました。



そんな時、feelの求人を見つけ、


他の人に取られたくない一心で、

すぐ電話をかけました。

初めて足を踏み入れた店内は上品!でさわやか♪

という印象がとても強かったです。

いつか私もこんな所で働けたら・・・と想像を最大限まで膨らませました。


面接をして下さった先生は、


『キレイな方・・・でも裏では怖そう・・・』

それが第一印象でした。(笑)

初めは良かれとした事も間違えてばかりと、

うまくいかず自分を責める毎日でした。

初めての個人面談の時、我慢できず先生の前で泣いてしまいました。

先生は静かにティッシュを差し出してくれました。

泣いて『悔しい!』という気持ちをぶつけたからには、

前を向いて仕事を向上させなければ・・・。

そう思う事で、自然と出来なかったことも出来るようになりました。



ある日、ショックな出来事がありました。

夕方4時になると口の周りがくすみ

『“どらやき”を付けているみたい!笑』

と言われ、 体に電気が走るほどの衝撃を受けました。

そこから、feelで扱っているお化粧品を使い始め、エステもしていくうちに、くすみも一気に解消!!

と同時に11年間毎日欠かさず、

ファンデーション5度塗りをしてきた私が・・・

なんと!“ノーファンデーション”になれました!!


体の採寸練習の際、かくれ肥満と知った私は危機感を感じ

痩身を本気で取り組むように・・・!

今まで蓄えられてきた“佐伯の宝”と友人から言われ、

つままれていた私のお腹のお肉は痩せ、

本当に脂肪が溶け出しているのだと実感させられました!!


初めてお客様から担当を頂いた背中のケア。


『コースが終わるまでにキレイにして差し上げたい!!』

と必死でケアさせて頂きました。

“すごくキレイになってるー”と言って下さった時は本当に嬉しかったです。

それから、他のメニューも担当できるようになりました。

その度に『キレイになったー!』『気持ちよかったー!』と

言ってもらえるように!

と、お肌の研究をすると同時に

“努力・勉強・挑戦嫌い”な私は

学ぶ事に楽しさを感じていました。
今は『チーフ』という役職も頂き、

教える事の難しさ、

責任の重さで悩むことや困ることも沢山あります。

けれども、皆を引っ張れる存在になれるように日々勉強しながら、

もっと沢山の女性の人生を良い方向に変えられる存在にも

なりたいと思います。

これは、エステティシャンをもう一度始める時の理由と変わっていません。



こんな田舎ですが、それを感じさせない

  華やかな女性がもっと沢山増えますように。。。



             田嶋 美久