小松菜奈さん、いい女優さんですね。私、彼女の実力を買っています。その彼女が出演する映画「余命10年」が、3月4日に公開されるというので、これは、“私への誕生日プレゼントだ”と勝手に決め込んで、当日、早速観に行きました。「コロナワクチン(第3回目接種)」だけの誕生日プレゼントでは味気ないですからね。

 

観た感想を、結論から言いますと、この映画で、来年2023年の3月頃に行われる「第46回日本アカデミー」では、「優秀主演女優賞」にノミネートされるのじゃないでしょうか。それがないなら、よほど、この後にすごい演技をした女優さんが輩出するとしか考えられません。

 

この映画を観ていて、イメージされたものがあります。私、その映画を観たことがある訳ではありません。しかし、浮んだのは吉永小百合さんと、浜田光夫さんが演じた「愛と死をみつめて」です。実話を元に、難病で死に別れる恋人を描いたものです。

 

「余命10年」は、原作者の小坂流加さんの実話なのでしょうか、それとも、彼女自信の不治の病との闘病生活を下地にしたフィクションなのでしょうか。主人公達が、限られた期間を精一杯生きた姿を綴っているという点では「愛と死をみつめて」と似た点はあるのではないでしょうか。

 

したがって、この映画、涙、涙、涙なくしてみられない映画になっています。観終わった後、目の周囲、涙でベットリ……。

 

高林茉莉(まつり)を演じた小松菜奈さんの演技がいいですね。自殺をしでかした真部和人(坂口健太郎)に対する、内心

「甘ったれてんじゃないよ。」

というような憤り。恋をしても、ラストはハッピーエンドにならないことから、恋を自制する心。それでも、和人に対する思いを抑えられないもどかしさ。そして、ついに踏み出してしまった“恋”。さらに、幸せの絶頂で和人に告げた“別れ”。

 

衰弱に向かう自分に早く見切りを付けさせ、新しい人生を見つけて欲しいという思いもあるだろう。しかし、茉莉が口にした

「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」

というのも事実でしょう。切ないです。

コンピュータを使って、少し加工、修正。

向かって右頬が少しふっくらしすぎてます。

※参考画像

この画像は、高林茉莉(小松菜奈)と真部和人(坂口健太郎)の親しくなり始めのものです。満開の桜の下で、和人にビデオカメラを向けている時、強めの風で桜の花ふぶきとなった直後の茉莉の表情です。

 

坂口健太郎さんの演技もよかったです。どちらかというと、場の雰囲気が読めていなかったり、ちょっとクールであったりするキャラを演じることが多い俳優のように思います。しかし、今回は“熱い”一面のあるキャラを演じました。和人の必死さが伝わってきます。もう別れたはずなのに、自分が店を持った時、「まつり」と名付けました。泣かせてくれますね。

 

茉莉の大学時代の親友、藤崎沙苗を演じた奈緒さんも、まつりの事情を汲み取り、そっと寄り添っている感じでよかったですね。藤崎沙苗を演じている女優さんを、いい演技だなと思いながらも、いつもとヘアースタイルが違うので、後で名前を調べるまで奈緒さんだと気付きませんでした。
 

茉莉と和人の間を取り持った富田タケルを演じた山田裕貴さんもよかったです。いかにも人の良さそうな面倒見の良さそうな、そんな好人物を好演していました。

 

リリーフランキーさんも、渋くてよかったですね。「焼き鳥げん」の店主役でした。従業員の和人の様子がおかしいので、

「茉莉ちゃんと何かあったのか。」

と問いただしたところ、

「別れました。」

という返事。下手に何があったかなど聞かず、

「じゃ、次に行くまでだな。」

ところが和人の返事は

「次はないです。」

それに対し

「じゃ、(今の相手に)行くしかないな。」

というと、

「今日、もう、上がっていいぞ。」

と、暗に、

“茉莉ちゃんのところへ行くように促す”好人物を演じていました。

 

この映画「余命10年」、いい映画です。ストーリーも、演じ手もいいです。「第46回日本アカデミー」には、いくつかの部門で、ノミネートされる可能性のある作品にできあがっています。あなたも、ぜひ、観に行きませんか。

 

☆確定申告

昨夜、やっと完成しましたよ。“やっと”といいますと、長時間かかったみたいですが、違うんですね。“面倒だ 面倒だ”と思って、取りかかりが遅いんですよね。昨年も一昨年も、3月15日ならアウト! 幸い4月15日までOKだったので、セーフでした。

 

まあ、年賀状でも、例年ポスト投函は12月30日あたりです。確定申告もこんなところかな。

 

☆似顔絵制作中

3/13以後、こうなりました。

〔現在のドラマ・映画に関係する作品〕

★上映中の映画の主役

当初、はっきり言って似ていないような気がしてました。ここまで来たら、けっこう似ているような気になってきました。

完成 このブログにアップ

 

〔現在のドラマ・映画に無関係の作品〕

★かつて、お下げの女子高生姿が実に似合った歌手&女優

確かめたら、以前鉛筆画で描いたものと、ほとんどおなじポーズでした。歯並びがやや悪いです。でも、可愛いから許しましょう。

 

 

☆悪魔の大統領

いったい何万人の命と、その可能性を奪い、何百万人の人生を狂わせれば気が済むのでしょうか!

●原発攻撃断固反対!

 

●日米欧の制裁に「宣戦布告のようなものだ」。それじゃあ、ウクライナの主権を無視して攻め込んだことは? 笑わせるんじゃないぜ。

 

●世界の反対を押し切り傀儡政権による満州国建国、国内では報道統制、言論弾圧、国民の生活疲弊。かつての日本が歩んだ道をロシアは歩んでいるようです。リーダーは聞く耳持たず、このまま突き進むようです。行き着く先は……。でも、そこまでに多くの命の失われることが口惜しいです。

 

●チェルノブイリ原発、電源を失ったようです。放射性物質の管理が心配です。→とりあえず解決。でも、電力はベラルーシと接続したそうです。(本当かな……?)

 

●プーチンの言葉を代弁するラブロフ外相の言い分、事実と異なる事を平気で言い、自国(ロシア)を正当化する展開。もはや、世界と協調、共存していく気は皆無です。ロシアの心ある権力者よ、こんなプーチンにロシアを任せて、ロシア、ロシア国民は大丈夫なんですか!

 

●ウクライナ国民、戦場に駆り出されたロシア兵、人生は一度きりしかないのに、なぜこんなことになってしまったのでしょう。(答えは簡単です プーチンが元凶です)

 

●ロシア兵であっても、本意ではなく狩り出された兵士達はプーチンの犠牲者です。まして、日本国内にいるロシア人をプーチンの仲間のように思って差別するのはよしましょう。彼らまでプーチンの犠牲者にしてしまいます。