今回は主に神社の狛犬を集めてみました。2021年1月~20( )年( )月にブログにアップしたものを対象としています。屋根の飾り瓦の狛犬は除きました。
私はたんに楽しみながら狛犬を見ています。どんなところを見ているかと言いますと、
前回と同じですのでコピーしました。
堅いところから言いますと、
〇左の狛犬は口を閉じていて、右の狛犬は口を開いています。でも、左側だけ見ていると、僅かに口を開いているように見える場合があります。
〇狛犬は、口の開き方が違うだけで、左右同じように座っているだけの場合がありますが、そうでない場合もあります。左側は、子どもの狛犬が足下にいる場合があります。そのときの、まとわりつき方も様々です。右側は、足で珠を押さえつけていたり、珠を咥えていたりします。
〇「狛犬」と言っていますが、左側が狛犬で、右側は獅子です。本来左のは角をもっています。それが表現されている狛犬は数少ないです。
次からは少し、私なりの感想を交えます。
〇顔つきは、精悍なイケメン風のものがある一方、「失敗作じゃないの?」と、疑いたくなるような、猿顔や、犬の狆顔のようなものまであります。
〇胸は、前に張り出し気味です。しかし、巨乳の女性のように前に大きく張り出しているものがある一方、たんに体全体で、後ろに反り返っているだけというものまであります。
〇前足だけを見ていますと、狛犬は、やや短足気味のように思います。しかし、明らかに短足のものから、足の長い犬の「サルーキ」や「ボルゾイ」を連想するようなものまであります。
〇私は、体全体にモコモコ感がある狛犬が好きです。でも中には、凹凸をつける箇所が少なく、線彫りに頼っている箇所の目立つ狛犬もあります。尻尾の様子に特にそれが現れます。また、あまりにモコモコすぎて、体中にこぶがあるような感じのものもあります。
〇材質は石ですが、焼物であったり、青銅製であったりすることがたまにあります。
〇新らしい狛犬は着色が見られます。着色がまだ鮮明に残っていると言うべきなのでしょうか? 口に朱色が入っていたり、目に白が入っていたりします。それらの色のせいなのか、それとも最近のものの傾向なのか、精悍な顔立ちの中にも可愛らしさを感じる、そんな狛犬が増えてきているように思います。
以上が私の見方です。
神社名とともに狛犬の写真を挙げます。一つの神社の中の境内社の狛犬も挙げてありますが、境内社名を挙げてないものが多いです。
冨吉建速神社・八劔社(愛知県蟹江町)……須成祭が行われる神社
布智神社(愛知県稲沢市)
櫟江神社(岐阜県羽島市)
桑名総社(春日神社)(三重県桑名市)……祭事は「日本一やかましい祭り」石取御神事
錦橋北の寺社 神明社(名古屋)
六之井神社 (岐阜県池田町)
八幡神社(岐阜県池田町)
洲原神社(愛知県刈谷市)
八剣社(愛知県一宮市)
天満宮(愛知県一宮市)
右側狛犬不在
白山社(愛知県一宮市)
亀山神社(三重県亀山市)……亀山城本丸跡の神社
松ヶ島神明社(三重県桑名市 旧長島町)
市神神社(岐阜県海津市南濃町駒野)
白山神社(愛知県春日井市)