「発掘された日本列島2020」を見に一宮市博物館へ行ったのは、12月4日のことです。
ところで、欲張りな私は、1つだけの目的のために、遠方まで出かけるようなことは、もったいなくてできません。そこで、3つの目的を設定しました。
①一宮市博物館……「発掘された日本列島2020」 (12/8アップ済み)
②妙興寺……歴史、飾り瓦、木鼻 (12/18アップ済み)
③あいち朝日遺跡ミュージアム……弥生時代
今回は、その3、あいち朝日遺跡ミュージアムについてです。前編で屋外施設中心です。
あいち朝日遺跡ミュージアムがあるのは、「史跡 貝殻山貝塚」です。
貝殻山貝塚は、愛知県の濃尾平野東部に位置する弥生時代(紀元前6世紀から紀元後3世紀頃)の遺跡であること、北東に東海地方最大規模の弥生集落「朝日遺跡」が広がっており、貝殻山貝塚周辺は、朝日遺跡の南西端に位置することなどが書かれています。
この「あいち朝日遺跡ミュージアム」は、つい最近、できあがった施設です。
公園のようになった施設の敷地内には、次のような物が点在しています。
☆復元 高床倉庫
はしごのある正面から。
側面から
☆復元 竪穴住居
入り口方向から
中を覗いて。お約束の「床面中央に大きな穴があり、その両側に2つの小さな穴」です。
やや側面から
☆復元 方形周溝墓
名前の通り、方形で、その周囲に溝を巡らせた墓です。
なんか、うっかり砂場と間違え、子どもが土遊びをしそうなムードがして、ちょっと怖いです。
☆貝層平面表示
集落をめぐる環濠(堀)、幅約4.5mにカキ、ハマグリなどの貝が埋まっていた様子です。
☆復元 竪穴住居(大地遺跡)
入り口から
中を覗いて
☆第1貝塚、第2貝塚
☆第3貝塚
☆環濠と貝層断面表示
このあたりは、幅2.5m~4.5mの溝があったようです。
断面が上の写真のような感じで貝類が溜まっていたようです。
以上のような展示方法でした。見て分かりやすいようにはなっていました。夜中に、不埒な物が侵入しないことを祈ります。
☆似顔絵制作中
最近、並行して他の似顔絵も描いているので、こちらの似顔絵が遅遅として進んでいません。これは誰なんでしょうか?