2017年末に亡くなった我が家のミニチュアダックスフンド「チョコ(別名あんこ)」と、動物病院の帰りに一度立ち寄った古墳が犬山市にあります。当時はカメラをもっていなかったので、当時を思い出しながら、古墳の写真を撮りに行きたくなりました。しかし、そこだけ行って帰ってくるのではもったいないとばかりに、他に行きたいところを考えました。「古墳・神社見たさに犬山・小牧へ」ただし、古墳・神社以外の話題も出てきます。2月23日(土)に行ってきました。本日はその②です。

 

2017年11月12日に我が家の「チョコ」が亡くなりました。しかし、そこに至るまで、約1年間、犬山市にある動物病院まで車で通いました。1か月に4回以上は通院しているのじゃないかな、一般道で片道1時間40分程かけて通院を続けました。通院役のメインは家内でしたが、3~4割はわたしでした。

 

けっこう片道1時間40分というのは疲れるんですね。わたしなんかは、帰りは必ずどこかで休憩を入れました。涼しい時期だと、夜も7時を過ぎているので、眠気覚ましに夕食で気分転換したことも、けっこうありました。

 

たまたま暑い時期の休日に通院したとき、帰りは午後1時を回っていましたが、朝ご飯を食べていないので腹が空きました。しかし、店に立ち寄っていては、チョコが車内で熱中症でダウンです。そこで、スーパーで弁当を買い、どこかの公園で食べることにしました。

 

人がたくさん来ないが開放感がある公園はどこか? 帰路、少しまわり道にはなりますが、それがここでした。実は、その日、初めてこの地を訪れたのです。当時はカメラを持参していなかったので、今回約1年半ぶりに訪問し、景色を写真に収めました。

 

青塚古墳8

どうです、美しいフォルムでしょ。前方後円墳です。

 

もっと近くに寄ってみましょう。

青塚古墳4

前にあるのが「後円部」、後ろにあるのが「前方部」になります。

 

さらに近くに寄ります。後円部です。

青塚古墳3

 

下から見上げますとこうなります。

青塚古墳5

 

わたしの解釈では、公園内での犬の散歩はダメだったように思います。それで、チョコをキャリーバッグから出すことができませんでした。駐車場にキャリーバッグごとチョコを出し、そこで食事をしました。

 

また、そのキャリーバッグをしょったままで、古墳の周りをぐるっと回りました。チョコも散歩ができるとよかったんですけどね。

 

まあ、そういう思い出があるので、「古墳の写真を撮ろう」というときに、この古墳のことを思い出しました。

 

もっとも、古墳の全景が分かりやすいうえに、愛知県で2番目に大きい前方後円墳ということも決め手なんですけどね。ちなみに愛知県で1番目は、年明けに行った「断夫山古墳」です。

 

青塚古墳7

公園内のマップです。1枚目の古墳全景の写真は、一番下の部分「ガイダンス施設」のところまで下がり、コンパクトカメラで、最もワイドにして、やっと収めることができました。古墳が大きいですね。

 

青塚古墳6

案内板に、古墳の規模などが表記されていました。

「全長‥‥123M」「後円部高‥‥12M」「4世紀中頃の古墳時代前期に造られた」などの表記があります。

 

戦国時代の末、1584年の「小牧・長久手の戦い」の際に、青塚砦として使用するため、古墳の一部に手を加えた不届き者がいるそうです。現在、その部分は元通りに復元されているそうです。

 

比較的良好に古墳が残ってきたのは、古墳域が大縣神社の社地であったことも関係しているようです。

青塚古墳1

 

ちなみに、公園最南端の「ガイダンス施設」の中の最も奥には、犬山市の古墳に関わる資料が展示してありますので、行かれたときには、ぜひご覧ください。

 

「ガイダンス施設」の北面では、腰掛けて、ウィンドー越しにじっくり古墳を眺めることができます。そこに、いくつか犬山の古墳に関する新聞記事の切り抜きが張ってありました。読んでいましたら、異なる記事なのですが、わたしが20代末に一緒に仕事をした知人の写真が2人掲載されていました。わたしは、その後仕事も異なりましたし、活躍もしていませんが、2人の実績を積まれた姿を見て、嬉しく思いました。

 

ここの場所の名前はこういうところです。

青塚古墳2