ローワン・アトキンソンさん主演の、映画「 ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」を、11月9日(金)の公開初日に観てきました。待ち遠しかったのかって? そう言う訳でもありませんが、以前、ローワン・アトキンソンさんのスパイものの映画を観た記憶が残っていまして、「けっこうスパイ映画的な要素を出しながら、実際の主人公の実力は‥‥‥?」という印象がありました。
調べてみましたら、以前観た映画は、「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」でしたよ。
今回の映画の邦題名「アナログの逆襲」というネーミングを考えた方は、ユニークな方だと思いました。現代社会の新しい機器に精通していない、全くのアナログ人間のスパイが、コンピュータ操作に堪能な悪の組織に立ち向かう訳なんですからね。
BGMもいいですね。颯爽と登場するような場面では、ジェームズ・ボンドのような格好いいスパイが出演する映画さながらの感じがしていいですね。また、エンディングのあたりでは、インド映画の音楽を連想するような調子のいい、踊り出しそうなBGMもありました。
ローワン・アトキンソンさん演じるジョニー・イングリッシュ、たまに、粋な台詞を言ったり、華麗な動きを見せたりすることもありますが、やっぱり失敗の連続。「次に何をしでかすんだろう」と、ハラハラより、ワクワクして思わず観てしまいます。
しかし、最終的に、失敗が思ってもいない好結果を招きます。
「運も実力のうち」
なら、あんなに多くのミスをくつがえす運の良さ、計り知れない実力を持ったスパイです。
スパイ映画につきものの、美人な女性を、元ボンドガールのオルガ・キュリレンコさんが、色っぽく演じていました。
映画「 ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」、休日の気休めに、スパイ映画のムードに浸りつつ、のんびりと笑いながら観るには打って付けの映画ですよ。