「木下ほうかさん」う~ん、癖のある俳優さんですね。今じゃ、名脇役ですね。まだまだ、名前を知らない方、この機会に、ぜひ、名前を覚えておいてください。

 

帝国重工 宇宙航空部本部長 水原重治です。こんな顔です。

木下ほうか 下町ロケット

わたしは、今回の(続きの)「下町ロケット」から見始めたので、前回までのことは知りません。しかし、当初、水原重治は帝国重工において、佃製作所のバルブを使うのに反対する側に付いていたように思います。だから、佃航平(阿部寛)を、けっこうねちねちといじめていたのではないでしょうか。

 

当たっていますか?とにかく、この方、いじめ役をやらせたら天下一品、スペシャリストです。この方が主人公をいじめればいじめる程、物語が盛り上がってきます。

 

私が木下ほうかさんを初めて知ったドラマでもそうでした。松岡茉優さん主演の「水族館ガール」(2016年6月17日から9月2日)という題名です。

 

大手商社「四つ星商事」勤務のOLの嶋由香(松岡茉優)の上司森下洋司を演じました。由香の存在が疎ましく、策を練って、酔わせてスキャンダルをでっち上げ、系列の「はまかぜ水族館」へ左遷させました。仕事上のことで、水族館を訪れる度に、由香にねちねちと嫌みを言っていじめました。

 

しかし、その後、水族館メンバーの熱心な働きぶり、由香のがんばりぶりを目にして、彼なりに密かに由香や水族館に協力をしました。

 

今回の「下町ロケット」でも、帝国重工において藤間社長、財前部長の力が衰えた宇宙航空部で、今では、微力ながら佃製作所に協力する役柄をやっているように思います。帝国重工と佃製作所をつなぐ意味で、前回の「下町ロケット」より、重要な位置づけになるのじゃないでしょうか。

 

私は、これからの木下ほうかさんの演技に期待していますよ。