「午前10時の映画祭9」で「七人の侍」を上映していましたので、観に行ってきました。黒澤明監督の名作です。1954年公開です。

 

以前、レンタルビデオか、リバイバル上映があったかで、一度観たような気がします。でも、ラストを間違って理解していたようなので、本当に観たことがあるのかな‥‥‥? 実は、木村功さん演じる勝四郎は、野武士討伐の後に村に残ると解釈していたのです。そうじゃなさそうでしたね。

 

時間も意識せずに行ったのですが、何と、207分の大作ですね。昔だったら、2本立てで映画を観ていたので、3時間以上はいつも座席に座っていましたが、最近は、2時間以内のパターンばかりです。ところが、さすが名作ですね、飽きさせないのです。

 

七人の侍というと、一番目立つ存在は、三船敏郎さん演じる菊千代だと思います。そこで、似顔絵を描いてみました。こんなんです。

三船敏郎 七人の侍

三船敏郎さんの若い時を改めて見ますと、今の 伊藤英明さんに似たような雰囲気があったのだなと思いました。菊千代は、百姓上がりなのに、武士を装っています。まあ、仲間にはばれているのですがね。しかし、武士達に、百姓の悲しさとたくましさを理解させる重要な役割を担っていました。

 

津島恵子さんが出演されていました。映画の公開当時は28歳ぐらいです。津島恵子さんというと、私なんかは、母親役のイメージが強いので、若い津島恵子さんが新鮮でした。後の女優さんでは、和泉雅子さんが情熱的な女性を演じたような雰囲気がありました。

 

もし、お近くの映画館で上映しておりましたら、観てない方はもちろん、観たことがある方も、映画館に足を運ばれるといいと思います。ちなみに、同じ時間帯に鑑賞した観客は、圧倒的に男性が多かったですね。