温かさとクールさと | こころに灯りを燈すフラワーエッセンスのサロン みことおん 結(ゆう)

こころに灯りを燈すフラワーエッセンスのサロン みことおん 結(ゆう)

【みことおん結(ゆう)】は
フラワーエッセンスのコミュニケーター・明里(あかり)が
あなたのこころに灯り(あかり)を燈す(ともす)ように
セラピーをおこなうサロンです

 
ユリパビシルサロン(よもぎ蒸しなど) のご予約状況ユリ

 

[☓…満席 ◎…空席あり]

11月
13日(火)◎
14日(水)14時半~◎
15日(木)×
16日(金)◎
17日(土)14時 16時 ◎

※掲載の時間帯は開始時間ベースです

 
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花あかりのセラピー のご予約状況花
 
【お知らせ】

都合により本日から当分の間、新規のセラピー受付を一時中止することになりました。今までセラピーを受けてくださったことのある方(イベントでのミニセラピーなど除く)でセラピーご希望の方は引き続きお受けいたしますので、メニューブログ⇒こちら よりお申し込みください。

※パピシルさんのよもぎ蒸し・ハーブ蒸し・温熱セラピー等を一緒に受けたい方は、今まで通りパピシルさん宛てにご予約ください。

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先日のセラピーでも話題に上がったことなのですが。


自分の中に冷酷な部分があることについて、相手を故意に傷つけようと思って言葉や態度で表すならばいわゆる“ブラック”な自分全開なのだろうけれども、そうでないのならばごく普通に誰でも持つ部分ではないかという話になりました。


スピリチュアルなツールを使うのに勉強していると、ひとのマイナス(ネガティブ)感情への対応例をたくさん知っていくわけですが、「へぇ、こんな残虐な感情も人間として普通に持っているもんなんだね」とビックリしますよ。こんなの人間じゃない!って思いたくなるような感情も、実際には持ち得るのだなって知ると、ひとの振れ幅が本当に広いことに気づきます。


それ以前から私はそのことに気づいていました。小学生の頃から不思議と人の相談相手になっていることが多くてね。昔の私、昔といっても高校生くらいまででしょうけれどクールでポーカーフェイスで「何考えているのかわからない」なんて言われていたのですよ~。今の私をご存じの方なら想像もつかないでしょうけれども(笑)。


子供は、彼女ら(女の子の友達が主な相談者でしたので)は感情に正直なぶん、先ほど言ったような振れ幅の広さをコントロールしないので天使と悪魔が同居しているような状態です。相談というよりは自分の想いをガツンとぶつけてきます。だけどわかっているのです、彼女たちだって答えは。何が正しくて本当はどうすべきかは知っている。それでも、そこと矛盾することに葛藤しているので、私に話すことで自然と整理をつけ、納得して去っていきます。私がすることはただただ話を聞くこと。アドバイスなんてほとんどした記憶がありません。

 

彼女たちが私を相談相手に選ぶ理由は、私がどんなことを聞いても動揺しないと無意識に感づいているからです。学校時代は同じクラスだったり部活動が一緒だったりするならば、ほぼ毎日の付き合いですから、なんとなくでもこの子がどういう相手かということはわかりやすいですもんね。


クールでポーカーフェイスだけれど、神経質で不安や心配性でもあって、その頃は気づかなかったけれどHSP(超敏感気質)で。だから物事やひとの心情を先読みしたり裏読みしたりすることが得意でした。しかし社会人になったとき、この気質では裏表や損得が渦巻く会社員としての世界では押し潰されると早々に気づいた私は、それを抑えることに決めます。

 

今ならスピリチュアルな何かでそういう気質を抑えることもできるのでしょうけれど、そのときはスピリチュアルなんて縁もなくて。それでもやり方はなぜか自然とわかりました。ただ『やめる』と決心する・意図するだけです。それだけで実際できました。そしてそのとき額の部分がうずくというかピッと閉まるというか。それは“第三の目”が閉じた瞬間だったようです。第三の目、なんて知らないしね、それが何を意味するかなんて全然知らないし。でも本当にそういう感覚があったのは覚えています。


そのときからが、いわゆる鳥頭あかりの誕生です。自分でいうのもなんですが、本当にアホになりました。さすがにあせるくらいアホになりましたがとても楽になりました。気づかなくていいことに気づかないのは本当に楽なんです。自分の中にあるドジで不器用で頑なな部分が前面に出るようになりましたから、先輩や上司から“できないヤツ”認定されていたと思います。でも幸いにも「あかりちゃんは、あかりさんはああだから」と守ってくれる同期や後輩たちに恵まれて、どうにか社会人としての生活をしていくことができました。


その頃に出会う人たちからも相談を受けることがありましたが、その中で“自分にとって都合のいい答えを言ってほしい”人や“コイツ(あかり)は自分の思いのままになるだろうと意図して寄ってくる”人が増え始めたのです。鳥頭は基本的に性善説(人間の本性は基本的に善であるとする)ですから、相手に悪意があるとは考えません。会うたびに不快感がありながらも、私がいけないのかな?おかしいのかな?と思っておりました。ただ、執着してくる度合がひどくなってきたとき、さすがにこれはおかしいなと気づいたわけですね。

 

社会人になってから知り合う人たちは、毎日のように会うことがないので、なかなか本性を気づけませんでした。相手を読む力も抑えちゃったしね。


妙な人が寄ってくるようになったなと気づいた頃にスピリチュアルと出合い、その頃に額の部分の第三の目が半開きになっていることにも気づきました。一生閉じたままだと思っていましたが勝手に開いちゃうこともあるのですね。そのとき決断を迫られたわけです。もう一度閉じるか、開いて見えるその世界と向かい合うか。それで後者を選びました。


後者を選んでも鳥頭は全開だったこともあり、執着してくる人は絶えませんでした。とあることがきっかけで、子どもの頃のクールな自分を取り戻したことで人間関係を整理し、切るべき方は切らせていただきました。今は鳥頭とクールな自分が同居している状態ですが、基本的に鳥頭仕様でしょう(笑。そんなのわかるって?)


鳥頭全開の時代でも、相談を受ける際にはクールなあかりで無意識に受けていたのだと思います。たとえば会社辞めたいって人に「辞めないほうがいいよ」と言ったことはありません。聞けば聞くほど『辞めたほうがよくね?』と思うからなのですが、会社辞めたいと相談してくる人は実は辞めたくないという想いを抱いていることか多いのかもしれません。『私が悪いわけではない。○☓さんが、職場の環境が悪いから辞めたいって思うほど追い込まれたんだ!』という気持ちが強いのでしょう。辞めるとすでに決めている人は、誰かに相談せず自分で決められますからね。私もそうでしたけど。


だからか「なんでそんなふうに(「辞めたらいいと思うよ」と)言うの? 冷たくない? 普通辞めちゃダメだって言わない?」と泣く人がいるのですよ。もうこっちはビックリですが静観です。クールさも必要なのです、相談受ける人にはね。


だから、今のこのお仕事を始められたのはクールな自分を取り戻せたからこそ。あっ、今までのセラピーでは私の意思が入る余地があまりなかったので(私とお客様の中の人(こころの深いところ[ハイアーセルフや魂、潜在意識など]を私はそう表現します)のやりとりのつなぎ役なので)、お客様が泣いても厳しく言おうとか、そう思うことはまったくないですよ(^_^;)。だけど、つなぎ役の私がお客様の感情に揺れ動くと、お客様の中の人とつながってメッセージを伝えるのに支障が出るので、自動的に切り替わってクールなあかりで対応しているようです。


それでも、この頃のセラピーでは私の中の人やお客様の中の人の意思で、着ぐるみ(表層意識)の私で対応する場面が増えてきました。
着ぐるみのお客様が心の内を吐き出すことで自ら整理をつけ、中の人はそれを静観している。そんな場面も多くなりました。


それならば、セラピーでも着ぐるみの私が本来持つ、もっと切れ味鋭い方向に舵を切ろうかなと決心したのです。


そもそもフラワーエッセンスも実は結構ハードなツールでもあるのです。摂る人のペースに合わせてくれますが、そのペースは着ぐるみの自分が考えるペースではありません。


私は弱いと思っていても実際には強い場合、その限界ギリギリで効果を発揮させることがあり、それは実際にはしんどさやつらさを伴うこともあるのです。


しかし、それによって己の底力を知ることができます。私はエッセンスを選んだり摂取したりする時々にそういうハードな想いを味わうことで意外と芯の強さがあって全然弱くないタイプなんだと知ることができました。


お客様の持つ底力とそのとき必要なペースに合わせて、優しく寄り添うようにもガツンとハードにも効く。エッセンスについてそのような表現の仕方をしなければいけなかったのに今まではためらいがありました。でも今ならはっきりと表せます。


明るく楽しいセラピーがいちばんです。でも、必要に応じてクールさももっと出していこうと思います。


現在、そんな変化の時期を感じておりまして、セラピーのご新規様の受付を一時停止しております。パピシルさんと話し合いもして、ありがたくも方向性の変化にご理解もいただいております。

 

若干ブログの更新が滞るかもしれませんがお許しください。