大切な方を自死で亡くして間もない方へ

 

 

私の経験をふまえて

まだお別れして数ヶ月の

お辛い方のために書きます。

 

 

では。。クローバー

 

 

  間もない間は感情に振り回されます

 

 

突然の出来ごとに

感情は揺さぶられます。

 

哀しみ

怒り

不安

自責

 

いや怒りはないけれど

自責が強い方

 

涙は一度も出ない方

何度も出る方

 

立場、状況によって

わいてくる感情は色々かと思います。

 

どんな感情も

あって当然の出来ごとです。

 

つらいですが、

どうかふんばって

一日一日を過ごして頂きたい。

 

 

 

弟が亡くなった時は 自責の念と後悔のきもち

 

 

弟が亡くなって

心が凍り付いて

張り裂けそうでした。

 

私の最後のお別れの言葉は

 

「こんなお姉ちゃんでごめんね」

 

若くに死んでしまって

まだまだこれから楽しいこともあったでしょう。

 

 

 身体がまるで削がれていくようで

生きた心地がしません。

 

父は涙を見せませんでした

1人の時は涙をぬぐっていたでしょうが

 

「死ぬなんて考えられない

死にたいなんて思わないよ」

 

 

戦争経験者でもあり

戦後波乱の人生を過ごしてきた父。

 

弟の苦しみを理解しようとしない

むしろしないように努めたんですね。

その時は冷たくも感じましたが

父の強さでもありました。

 

 

 母とは話をしました。

支えにもなりたかった。

 

そんなに悩んでいたんだろうか

こうすれば死なずにすんだのか

答えがでない会話

 

私一人でいるときも

考えていました。

 

いや考えたくなくても

考えが襲ってくる。

 

助けてあげれなかったこと

話を聞いてあげられなかったこと。

 

自責の念と後悔の気持ちでいっぱいでした。

 

生きている間は弟の事は考えていないのに

不思議でした。

死んでしまってからは

まるで心の中にいるみたい。

 

 

 霊とかお化けとか怖がりなくせに

弟の気配を感じる気がして

 

むしろ来てほしいと思う。

たまに部屋から音が聞こえたりして

もしかしたら来たのかも?と思いました。

全然怖くはありませんよね家族だから。

 

今魂はどこをさまよっているの?

 

死んで苦しみから解放されたの?

 

いやまだ苦しんでいるの?

 

死んでもなお

つらい気持ちでいました。

 

 

 

いつも通りの生活でいてください

 

 

 ご自分を責めて苦しんでいませんか?

 

食べ物は喉を通らないし

美味しいとは思えないでしょう。

 

お辛いでしょうが

 なるべくいつも通りの生活をしてください。

 

食事を作る気力はないでしょうが

温かい食事を取ってください。

 

外の新鮮な空気を吸い

 

ゆっくり湯舟につかり

 

 身体を休めてください。

 

 

どうぞご自分に優しくしてあげてくださいね

 

 

ご自分を責めてしまうのも許してください。

 

 

そしてなるべく

いつも通りの生活をしてください

 

 

涙が流れるのであれば

 

無理に止めようとせずに

 

涙と共に一緒にいてください。

 

充分に哀しむ時間が必要です。

 

あとから回復していくためにも。。

 

 

 

安心できる場でお話をする

 

 

たとえ誰かに話しても

自死遺族の気持ちは理解できないでしょうし

返答にも困ると思いました。

 

「重い話しを聞かせてしまうのも辛い」

 

 

それで余計に哀しみを封じ込めてしまいます。

 

遺族の会に参加したり、

経験者の方に話しを聞いてもらうといいでしょう。

 

当事者でしか分からない気持ちが

あるものです。

 

たとえ辛くてお話しできなくても

その場にいるだけでもいいのです。

 

「共通した痛みを持つ人がいる。

 

孤独になりがちだけれども

1人ではないと思える」

 

 

ほっと安心感が得られるでしょう。

 

話すは放つです

 

 

遺族の会に参加した時に

参加者からこう言われました。

 

「大丈夫よ!!」

 

なので私もお伝えます

「大丈夫です」

 

 

 

 

 

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