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中島みことですクローバー

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「悲しい時は、十分悲しむべし」

私は、この言葉を大切にしています。

 

なぜなら、私自身が、大切な弟を亡くした時に、

十分に悲しむことができなかったからです。

 

弟が亡くなったのは、今から30年ほど前のことです。

 

あの頃の私は、「グリーフ」という言葉も知りませんでした。

 

大切な人を亡くした時に、悲しみを誰かと分かち合う。

そんな場があることも知りませんでした。

 

そして、あの時の私は、自分の悲しみと向き合う余裕がなかったのです。

当時、私の夫はアルコール依存症の治療の真っ只中でした。

 

病気であることを認めない夫を説得に説得して、

ようやく治療につながり、入院することができました。

 

「良かった。これで少し安心できる」

そう思っていたんです。

 

ところが、夫は入院中なのに、お酒を飲んでいました。

 

そして、なんと強制退院。

「これから、いったいどうなるんだろう」

「仕事は続けられるの?」

心配で、先の見えない不安を抱えていました。

 

そんな状況の中で、弟が亡くなりました。

 

もちろん、それはもう、本当に悲しかった。

大切な弟ですから。

 

でも

今振り返ってみると、

私は弟の死を、十分に悲しめていなかったのだと思います。

 

弟が亡くなって、悲しみもあったけれど、

「夫はこれからどうなるんだろう」

「私はどうしたらいいんだろう」

そんなことに気持ちが向いていました。

 

悲しいのに、悲しんでいる場合ではない。

そんな感じだったのかもしれません。

 

目の前のことで精いっぱい。

泣いている暇もない。

立ち止まっている暇もない。

 

そうやって、弟を亡くした悲しみを抱えたまま、私は日常に戻っていきました。

 

その時は、それでいいと思っていたのかもしれません。

「悲しいけれど、仕方がない」

「時間が経てば、そのうち落ち着く」

そう思っていました。

 

でも、悲しみは消えていたわけではなかったんですね。

心の奥のほうに、ずっと残っていたんです。

 

そして11年後。

夫が亡くなり,悲しみが押し寄せてきました。

それだけではありませんでした。

夫の死をきっかけに、11年前に十分に悲しめなかった弟の悲しみまで、

一緒になって出てきたのです。

 

夫と弟。

二人を亡くした悲しみが、重なって押し寄せてきました。

その時になって、ようやく気づきました。

「ああ、私は弟のことを、ちゃんと悲しめていなかったんだ」

と。

悲しみは、なくなったのではなく、

ちゃんと悲しむことができなかった分が、

心の中に残っていたのだと。

それも自分が思う以上の悲しみだった。

 

もちろん、人によって悲しみ方は違います。

すぐに泣ける人もいる。

何年経ってから涙が出てくる人もいる。

しばらく何も感じられない人もいる。

どれが正しいということではない。

 

ただ、私は自分の経験を通して、

悲しみは、ずっと心の奥にあったんだ

と思いました。

 

だから今、私は、

「悲しい時は、十分悲しんでいい」

と思っています。

 

泣いていい。

何度でも思い出していい。

亡くなった人のことを話していい。

「今でも悲しい」と言っていい。

そして、1人で抱えなくてもいい。

誰かに話すことで、自分の中にある悲しみに気づくこともあります。

 

誰かの話を聴くことで、

「私だけじゃなかったんだ」

と、心がゆるむこともあります。

 

私が弟を亡くした30年前には、そういう場を知りませんでした。

だからこそ、今こうして「分かち合いの会」という場を作りました。

悲しみを消すためではありません。

早く元気になるためでもありません。

 

ただ、

「私は、悲しかったんだ」

「私は、こんなに寂しかったんだ」

「この人のことが、本当に大切だったんだ」

そんな自分の気持ちを、そのまま受け止めるために。

 

安心できる場所で、誰かと一緒に悲しむ。

 

それも、悲しみと共に生きていくための大切な時間なのだと思います。

 

もし今、大切な人を亡くして、

「誰にも話せない」

「もう何年も経っているのに、まだ悲しい」

「こんなことを話してもいいのかな」

そんな気持ちを抱えている方がいたら、

どうか1人で抱えないでください。

悲しい時は、悲しんでいい。

急がなくていい。

1人で頑張らなくていい。

 

あなたの悲しみを、そのまま持ってきてください。

9月4日、札幌で「分かち合いの会」を開催します

大切な人を亡くした方が、それぞれの思いを安心して語り、聴き合う時間です。

話したくなければ、無理に話さなくても大丈夫。

そこにいて、誰かの話を聴いているだけでも大丈夫です。

 

今回は、簡単な瞑想で心を落ち着ける時間も持ちます。

そして、切り絵のワークも予定しています。

話すだけではなく、

静かに自分の心と向き合ったり、

手を動かしながら、ゆっくり過ごしたり。

そんな時間も一緒に過ごせたらと思っています。

 

「来てよかった」

そう思っていただける時間になるように、心を込めて準備しています。

 

悲しみを抱えている方、

誰かに話を聴いてほしい方、

そして、男性の方も、どうぞいらしてください。

悲しい時は、十分悲しんでいい。

 

1人で抱えなくていい。

一緒に、分かち合いましょう。

3回目「お茶会」のご案内

〜大切な方とお別れをされた方へ〜

日時:9月4日(金)13:30〜15:30
場所:札幌 豊平館 1階「姫百合の間」
内容:
・わかち合い
・ワークショップ
・心を静かに整える、簡単な瞑想

定員:5名さま

現在、あと3名さまです。
(9月3日現在)

 

「行ってみようかな」

そう思ったときが、

あなたの心を手当てするタイミングなのかもしれません。

どうぞ、安心していらしてくださいね。

あなたのお越しをお待ちしています。

 

 

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自己紹介

 

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薬剤師歴34年
カウンセラー中島みことです。


このような方へ

  • 言いたいことが言えない

  • 心から楽しめない

  • 自分に自信がもてない

  • 人と会うと自分と比べてしまう

  • いつも誰かの機嫌を気にしてる

  • ゆううつな気持ちが続く

  • 自分の居場所がないと感じる

  • 自分の子どもでさえ気をつかう

 

 

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