ブログの方は久しぶりになりました!

元気にしています〜^ ^

 

 

今日は介護ブログです。

 

介護って、実際自分に降りかからないと、わからないものですね。

 

母(89歳)が去年12月に病院を退院して小規模の居住型の施設に移りました。

この施設は包括支援センター(地域の介護相談窓口です)の方が、我が家の事情を考えて見つけてくれました。

看護師も常勤していて、そこで看取りもできるそうです。

アパートを改造したような施設で、家から歩いて9分。

このような施設がいつの間にか沢山できているんですね。

4〜5人お泊まりの方がいて、あとはデイサービスとして通いの方が10人弱位。

 

 

まず退院前に包括支援センターの方と施設の方に自宅に来て頂いて、

家に連れて帰れるのかをチェックしてもらいました。

母は要介護5と一番重いランク。ほぼ自分では何もできない。

まず車椅子で家に入れるか?

外階段と家の玄関の段差があるのですが、これは長いスロープをレンタルしたらいけるでしょうと。

他に介護ベットと車椅子をレンタルしました。

 

帰宅OKが出たので、YouTubeで介護の仕方を見て。

 

 

 

母は約7ヶ月の入院で車椅子になってしまい、体の機能も落ちていました。

水も食事もあまり取れなくて、足はパンパンにむくんで。

声に力もなくて、骨と皮状態。

もしかして看取りも近いのか?と頭をよぎりました。

 

 

退院後はすぐにでも家に連れて帰りたかったのですが、

まずは施設で様子を見てもらいましょうと言われてましてね。

 

退院時は叔母が付き添ってくれて、病院から直に施設へ入居しました。

車での移動は15分くらい、新しい場所に母は戸惑いも疲れも出て、

心臓が苦しいと訴えましたが、すぐに治ってホッと安心。

 

その2日後の週末に、一泊で家に連れてきてもらうことにしました。

施設の車から降りるとき

母は恥ずかしいくらいの大きな声で

「何にもできないんだよ!!大丈夫なの〜〜??」

 

やってみるしかないので

「大丈夫、大丈夫」と言うしかなかったのですけどね。

 

そこで施設の方の情報で、母は柵につかまって立てるので、

移動が楽ですよとのこと。

 

実際に母を抱っこして、車椅子からベッドへよっこらしょ。

おむつ交換も習って。

 

介護士さんが「何かあれば、家に来ますからね〜」

この心強い援助がこれがあるからできるかもしれませんね。

あとはやるっきゃないの精神。

 

母は「家に帰れるとは思っていなかった」とボソッと。

連れて帰って良かったと思いましたよ〜

 

一度心臓が苦しい〜と訴えましたが、すぐに治って。

これ以降は苦しいと言わなくなったので、良かった。

夜はぐっすり寝てくれて、朝起きてからは車椅子にずっと座って

リビングで過ごしていました。普通座ってはいられないそうです。

 

水分はとろみをつけないとむせてしまうし、

ご飯はお粥で野菜などは細かく刻んで、

手間はかかるけれども、久しぶりに母と暮らす時間が愛おしいけれど。

 

でも、慣れない介護にはドット疲れました。

目を離せないし、自分の時間はなし。

仕事の休みを介護で過ごすと、自分の体が休まらないので。

 

無理しない介護に切り替えて。2日休みのうち、1日介護にしてみたり。

帰らない週を作ったり。

 

今は昔と違って介護支援があるので、最大限に利用して

無理しない・頑張らない介護にしました。

 

看取りも近いと思いきや

今では壁つたいに歩けるまで回復していきました。

 

野菜は柔らかめにしたり、刻んでいますが。

普通の硬さのご飯は一膳いけちゃう。お煎餅も食べる。

母つよし。。