自死に対しては、遺族にとってもわからないだらけです。
まして遺族の立場ではない方にとっては尚のこと、わからないだらけでしょう。
無理のないことです。
非常に残念ですが
「私の親戚、知り合いでは、自死で亡くなるような、そのような人はいません。」
だから
自死遺族とは関わりがあると思われたくない
という差別意識があります。
「私の親戚の中で自死で亡くなった人はいない」
あなたの知るところでの、
その範囲ではいなかったと言うことかもしれません。
自死と言う死因も、事故死と区別にしにくいケースも実際にはありますから。
それに自死と言う死因を隠す場合も多々あります。
「わたしが」知らないだけ・・なのかもしれませんよね?
どうでしょうか・・。
私の弟が亡くなった時、身近で自死で亡くなる方はいませんでしたが。
ただそれも、知りうるところの、限定的な狭い範囲の中での話しです。
と言う私も
弟が亡くなった後
なんてことをと、ほんの一瞬頭をよぎったもので。
私の娘たちにとっても、おじが自死となってしまってと。
家系に自死が出てしまったと、ふとわきました。
私の中にあった悲しいかなの差別意識でした。
差別意識があると、自分自身の中でもジャッジしたり批判したりする声、
葛藤があって苦しいものですけどね。