宙組全国ツアー公演
『メランコリック・ジゴロ/
シトラスの風Ⅲ』
を観劇しました
今回観劇したのは
千葉県の
市川市文化会館公演
はい
上の画像に記載されているように
公演日は10月25日
相変わらず
タイムリーな記事ではありません
よろしければ
備忘録にお付き合い下さいませ
サスペンス・コメディ
「メランコリック・ジゴロ
ーあぶない相続人ー」
作・演出:正塚晴彦
1920年代のヨーロッパ
ジゴロのダニエルは
パトロンに捨てられ
生活苦から
友人スタンが持ち込んだ
睡眠口座詐欺で
一攫千金を企み
莫大な預金を
手に入れるはずだったが
初演は1993年の花組公演
当時
花組のトップ&2番手で
「ヤンミキコンビ」と言われ
絶大な人気を誇っていた
安寿ミラさんと
真矢みきさん
飄々とした安寿さんと
抜群なコメディセンスの真矢さんの
絶妙な間と掛け合いが
正塚作品の独特の台詞回しにはまって
テンポのよいコメディとして
記憶に残る作品でした
その後
2008年と2010年に
真飛聖さんの花組で
再演されたそうですが
私は残念ながら
この真飛さんバージョンの公演は
観ておりませんので
初演の記憶のままでの
今回の観劇となりました
主演ダニエルの
朝夏さん
回りに翻弄されながらも
正義感があり優しい
ダニエルという役を
とても自然に無理なく
演じてられていました
スタンの真風さん
はじめはどうしても
真矢スタンと比べてしまい
少し真面目で
パンチ不足な気がしましたが
物語が進んでいくうちに
ソフトで
スマートで
ちょっとかわいい
真風スタンは
真矢さんの強烈な個性とは
また違った
魅力的なスタンとなっておりました
朝夏ダニエルとのバランスも
よかったと思います
再再演となった
今作品の感想を
一言で言うならば
とにかく
朝夏さんと
真風さんのお二人が
カッコイイ
現在の宝塚で
最もスーツが似合う
トップ&2番手コンビ
と言っても
過言ではないでしょう
このお二人で
さらに素敵な
スーツ物のお芝居が
観たくなりました
(が、次回作はシェークスビア)
ロマンチック・レビュー
「シトラスの風Ⅲ」
作・演出:岡田啓二
1998年
宙組発足時に上演された
レビュー作品
懐かしの1000days劇場公演
岡田先生の
ロマンチック・レビューシリーズのひとつで
宙組の代表作と言えるショー作品
2014年には
「シトラスの風Ⅱ」を
凰稀かなめさんの宙組で
中日劇場での再演
そして今回が
「シトラスの風Ⅲ」として
全国ツアー公演での
再再演となりました
岡田先生のレビューは
色の洪水のような
衣裳が美しく
少しノスタルジックな
ショー作品という
イメージですが
宝塚らしい
華やかさがあり
全国ツアー等で
初めて宝塚を観劇される方々には
ぴったりのショーだと思います
また
この作品の
クライマックスとも言える
「明日へのエナジー」は
ダイナミックなゴスペルの
歌とダンスが魅力で
2000年のベルリン公演でも披露された
宝塚のショー作品の名場面のひとつ
今回も出演人数は少ないながら
宙組のパワー溢れる歌とダンスで
心に響く「明日へのエナジー」を
観せてくれました
組としての歴史が浅い
宙組にとって
「シトラスの風」は
大切な伝統的ショー作品
今後も
継承して欲しいと思いました
全国ツアー公演でお馴染みの
フィナーレでの
ご当地ジェンヌさんのご紹介
今回は
男役スターの愛月ひかるさんが
市川市出身という事で
会場は盛り上がっておりました
全国ツアー公演ならではの
楽しみですね
さて
今回も観劇備忘録にお付き合い頂き
ありがとうございました
最後は
いつものクマの
ポモさ~ん
出番ですよ
失礼しました
改めまして
最後は
いつものクマの
「本日のおやつ」コーナーです
ポモくまが
モグモグ食べていたのは
ジム(昨日は名古屋、今日は新潟
相変わらず貧乏暇なしの日本人)の
神戸出張土産のお菓子でした