こんにちは、高橋 美湖です。
先日 主語と動詞を意識することの大切さを書かせていただいたのですが、今日はその「主語」「動詞」について書かせていただきます。
もうそんなの知っている！！
そう思われた方も多いでしょう。
でも意外と忘れていらっしゃる方も多いんですよ。
主語は、文の中の主役、主人公です。
だれが？ 何が？ だれは？ 何は？
「～が、～は」の部分が主語になります。
例えば
私は友達とコンサートに行く。
彼がテニスをする。
ケンと太郎はたくさんの本を持っている。
海で子供が泳ぐ。
彼がテニスをする。
ケンと太郎はたくさんの本を持っている。
海で子供が泳ぐ。
赤文字のところが主語になります。
動詞は、動きを表す言葉で、その文の結論、結果を表します。
「～する」の部分が動詞になります。
例えば
私は友達とコンサートに行く。
彼がテニスをする。
ケンと太郎はたくさんの本を持っている。
海で子供が泳ぐ。
彼がテニスをする。
ケンと太郎はたくさんの本を持っている。
海で子供が泳ぐ。
赤文字のところが動詞になります。
では、次の文の主語と動詞を見つけてください。
妹が親戚に手紙を書く。
雨が降る。
明日ケンとユキが家に来る。
夜空で星たちがキラキラ光る。
あなたは、彼の行き先を知っている。
毎週日曜日に私は妹と図書館に行く。
遠くに行った友達が久しぶりに帰る。
子供が元気に育つ。
↓
妹が親戚に手紙を書く。
雨が降る。
明日ケンとユキが家に来る。
夜空で星たちがキラキラ光る。
あなたは、彼の行き先を知っている。
毎週日曜日に私は妹と図書館に行く。
遠くに行った友達が久しぶりに帰る。
子供が元気に育つ。
雨が降る。
明日ケンとユキが家に来る。
夜空で星たちがキラキラ光る。
あなたは、彼の行き先を知っている。
毎週日曜日に私は妹と図書館に行く。
遠くに行った友達が久しぶりに帰る。
子供が元気に育つ。
赤文字が主語、青文字が動詞です。
まるで国語の勉強ですね（笑）
でもこれは、とっても大事なところです。
文法がもっと複雑になると主語、動詞がどれであるかがすぐに分かることがいかに大事なのかが実感できます。
では、少し難しい問題に挑戦！
ナンシーが英語を教えている生徒は、今まで一度も外国に行ったことがない。
これを英訳する時
まず、何から始めますか？
日本語の文を見て、主語、動詞を探しましょう。
主語は？
「生徒は」
動詞は？
「行ったことがない」
ですのでThe studentから文が始まります。
この文は、関係代名詞と現在完了を使いますので中学3年の内容になります。
初心者の方には少しむずかしいですね。
でも主語が何かは分かりましたか？
基礎文法をきちんとやってきてない方は、関係代名詞を学んだ時点でもこの文の主語が分からず文を作ることができません。
ちなみに 正解文は、
The student whom Nancy teaches English has never been abroad.です。
主語、動詞を意識することは、スピーキングだけでなく、TOEICや英検で長文を解くときにも非常に役立ちます。
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