もともと会社指示で参加したので、積極的に参加したいとは思っていませんでした。
参加後の今も、自分ではなく他の女性社員の方が適任だったのではと思いますが、私が感じたことをまとめてみました。
グループワークでは長時間労働やマミートラックの話題が多く議論されました。
・長時間労働
自分は上司が仕事をしていようが構わず帰れる図太い神経を持っていますが、そうでない人も多いですよね。この話題を出した方は、上司の部下を評価する軸が「仕事の成果」ではなく「労働時間」になっているようでした。グループワークで結論は出ませんでしたが、上司の意識を変えるのは難しいと思うので、周囲を巻き込んで評価の軸は「労働時間」ではなく「仕事の成果」に変えていけると良いなと思いました。
・マミートラック
「時短勤務だと自分の能力向上につながる仕事を任せてもらえず、将来が心配」という意見がありました。
自分は時短勤務でないですが、私はどんな立場の人でも「つまらない仕事」はあると考えます。私も後輩と一緒の出張でも社有車の予約や運転手を務めます。管理職の方を見ても、部下の給与明細を配布しています。
私の周囲に男性社員や独身社員にも、本人の能力ではなく外部要因で折衝業務ばかりで技術的な能力向上につながる仕事を任せてもらえない社員がいます。それでも、その人たちは仕事だからと淡々とこなしています。そして、こういう仕事をしたい、立場や役割が変わったらこれをやりたい、と常々考えながら仕事をしているそうです。
マミートラックを心配している方も「能力向上につながらない仕事」はあるかもしれないけれど、仕事として淡々とこなしつつ、「能力向上につながる仕事」を自分から取りに行くハングリー精神を持って欲しいなと思いました。
・語学の勉強方法
なんと、中国語、日本語、英語の3か国語を話すことができる方がいらっしゃいました。語学の勉強方法を聞くと、同じ映画を見続けたとのこと。好きな映画を字幕なしで20回以上は鑑賞したそうです。そうすると、そのうちに意味が分かってくるのだそう。
語学力向上には反復練習が必要だと分かっていても実行に移せなかった自分を反省しました。努力あるのみですね。
おそらく、主催者は子育て社員同士で、効率よく仕事をこなし家庭と両立するための時間の使い方などの情報交換をしてもらいたかったのだろうと思います。実際、妊娠中の方から大学受験生をもつ母親まで様々な年齢層の子育て中女性社員が参加していました。私の様な子供のいない社員でなく、子育て中の社員を派遣した方が意義ある時間になったのではないかと感じました。