最近の私は他部署の人と積極的に関わり「勝手に仮想チーム」を作り、仕事を進めています。自分一人で進めるのは時間もかかり効率が悪いので、他部署であろうがその分野に詳しい方がいれば、その方に依頼するようにしています。様々な部署を渡り歩いていたため他部署の知り合いは多く、信頼できる方に依頼するようにしています。

 

ただ依頼している方々にも本来の業務があるので、あまりに負担になることは頼めません。しかし詳しい方の知恵をお借りすると1人で行うより仕事の進みが違うので、皆さん忙しい中で協力頂きありがたい限りです。

 

自分がいる部署は外から見るとイロイロな意味で厳しい部署らしいですが、社内で協力してくださいる人がいるので私も何とかやってこれていると思います。

私は、1つの部署で長く同じ仕事を続けた経験が無いことがコンプレックスでもあったのですが、助けてくださる方々と出会えたことは異動経験が多くて良かったと思えます。

製造業はどこも同じかもしれませんが、私の会社に所属する女性技術者は非常に少ないです。女性管理職はゼロです。私は「女性だから」できない業務は力仕事だけだと思っています。それ以外は、男性社員と全く同じ働き方ができると考えています。

 

それでも女性社員だからなのか、いわゆるリーダー業務は任せてもらえないと感じています。

自分が進めている業務だったのに、別の男性社員が行なっている。私が発案で依頼した評価のはずが、ジグ図面を私を飛ばして承認に回す、発注する。後から知ったので検討書をチェックさせてもらうと寸法計算を間違えており、間違った寸法で出図している。(後から修正してもらいました)

承認しているから上司もこの状況を分かっていると思います。それでも私のチェックが入っていないことに疑問を持たないのは、私にはチームをまとめる必要が無い、力が無いと思われているのでしょうか。


私個人に至らないところがあるのは精進していきますが、私にそういった点を何も指摘しないで、別の社員に仕事を任せているのが悔しいです。

ただこの状況が、「女性だから」なのか、「個人的に問題がある」かわからないので、内心でモヤモヤを抱えながら仕事をしています。


タイトル:

フェミニスト・ファイト・クラブ

著者:

ジェシカ・ベネット/岩田佳代子

出版:

海と月社

感想:

男性優位の社会の中で女性がどのように生き抜くかを説いた本です。

これまで私が感じてきたことと、この本に書かれていることがとても似ているので、特に前半は胸にくるものがありました。
そして、どの国でも女性の受ける扱いは似ているのだなと感じました。例えば雑用を押し付けられやすい、例えば自分のミスは問題視されやすく後々まで指摘される、など、こういったことは、これまで個人の問題だと考えていました。それが、女性だから受けていることだとしたら、会社で働くことが虚しいです。
残念だと感じたのは、アメリカでは有効かもしれないけれど、ここに書かれれている対策をそのまま実行したら、日本ではさらに状況が悪くなるだろうということです。実は、私も雑用を頼まれた際にこの本に書かれていることと同じ反論をしたことがあり、「私は○○をやらないといけないのだけど・・・。ちょっと難しい。」これを言ったら、相手がとても不機嫌になってしまったので、まだまだ反論した女性が不利になる社会だと思います。(男性だったら、「忙しいところごめん」となるのに!)
ただ本書の中の、声をかけられるのを待っているだけではダメ、「ノー」は全否定ではない、という考え方はとても同意できる考え方でした。頭では分かっているけれど行動できていませんでした。しかし、女性だからこそ、これらの行動を素早く実施していきたいと思いました。
 

 

 

 

機械設計技術者という資格は、機械製図や機械工学についての知識や実務能力を問われる試験です。結局受験はしなかったのですが、受験を考えて勉強した時期がありました。今、改めて問題集を見ると、この試験で問われる知識は筆記試験の論文を書くための材料になりそうだと感じます。

 

なんだか、技術士やら機械設計技術者やら、資格ばかり取ろうとしているように見えますね。でも私は決して資格マニアではありません。資格が目的ではなく知識の習得が目的であり、私にとっては切実な思いから勉強を始めたのです。

 

このブログで何度か書きましたが、私は入社直後の配属先は設計部署ではありませんでした。設計の考え方、図面の書き方など、本来ならOJTで身に着けていくべきものが何もない状態で設計部署へ異動したため、異動直後はとても苦労しました。

入社数年経っているのにも関わらず、それに見合った能力を身に着けていないため、質問をしても「そんなことも知らないの?」という目で見られることがとても怖かったです。

今考えると、「分からないものは分からないんです」と言ってガンガン聞いていけば良かったかなと思うのですが。当時はそれすら怖く、「希望して異動したのに何の役にも立てていない・・・」と落ち込む一方でした。そんな理由で、また勉強を始めていました。

 

振り返ると、仕事で行き詰まった時に勉強を始めていますね。

 

 

 

 

以前に公開した勉強スケジュールはざっくりとしすぎていて、残業や飲み会があると「今日は時間がないから」と勉強をさぼってしまいます。また私の性格から、休日で時間があったとしても、やることを具体的に決めておかないとついつい後回しにしてしまい、何もやらずに一日が終わってしまいます。

 

月単位のスケジュールだけでなく、週単位で決めないとダラダラと時間だけが過ぎてしまい、受験申込書の内容を練ることできなくなってしまいそうです。

ただこれまでの経験から、ガチガチにやることを決めても、それが完了できなかった時に取り戻すことができず、スケジュールが崩壊してしまう経験もありました。

一口に勉強スケジュールといっても、自分の性格・ライフスタイルに合わせたものを作るのは難しいです。

 

自分を律する、自分自身のマネジメントを高め、少なくとも筆記試験の7月までは、僅かでも毎日勉強を続けていきたいです。