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『Say Say Say 』 Written by Michael Jackson &Paul McCartney 

 

[Paul]

さあ、さあ、言ってくれ、君が欲しいものを

でも、僕の気持ちを弄ばないで

さあ、さあ、取ってくれ、君が欲しいものを

でも、何も言わずほったらかしは止めてくれ

 

[Michael]

一人ぽっちで、僕は家で君からの電話を待っている

長い間、どうしてそんなことができるの

僕の願いは知らんぷり

僕は泣いているんだよ

 

[Paul]

もう、行きな、行きなよ、君の行きたいところへ

でも、行きっぱなしは止めてくれ

君なんて、君なんて、どっか行け

さよなら、愛しい人、もう会わない

 

[Michael]

どうしたらいいの、この想いを伝えるには

愛しているんだよ

ここに立って、涙に暮れて

もう何年も僕は泣いているんだよ

 

(言ってくれ、言ってくれ、言ってくれ、言ってくれなきゃダメだ)

 

[Paul]

君は全く気にしない

涙も流さない

[Michael]

僕の愛が本気じゃない、

なんて言う

[Both]

僕の顔を見てよ

涙が乾くことはないんだよ

 

[Paul]

君は、君は、絶対に言えない

僕に、君を本気で愛する資格がないなんて

毎日、ずっと、ずっと、祈るよ

君が僕みたいに想ってくれるのを

 

[Michael]

どうしたらいいの、この想いを伝えるには

愛しているんだよ

ここに立って、涙に暮れて

もう何年も僕は泣いているんだよ

 

 

1983年12月10日、1位を獲得したポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソンの『Say  Say  Say』。

マイケルがポールに電話で共演を提案して実現したこのコラボ曲。

この年マイケルにとっては7曲目のトップ10ヒットとなってビートルズとエルヴィス・プレスリーが持っていた記録を更新。

プロデューサーのジョージ・マーティンにとっては史上1位を更新する22曲目のナンバーワン・ヒットに。

 

役割分担としては、割と理性的な歌詞のヴァースを担当しているのが大人のポール。

やや感情的な歌詞のフックを担当しているのが若いマイケル。

大人と若者、白人と黒人のデュエットということもあって「双極」がこの曲のキーワードになっていると言えるかも。

 

曲作りはポールの主導のもとに行われ、ビデオ作りはマイケルの主導のもとに。

ビデオ監督は『Beat It』を撮影したボブ・ジラルディが担当。

マイケルは姉のラ・トーヤ・ジャクソンを引き連れて来て彼好みのハリウッド風の作りに。

 

因みに、この曲は2015年にリメイクされてビデオも新たにリリースされていますが、あまり話題にはならなかったよう。

 

 

━洋楽は解説聞けば好きになる 【解説・和訳】Say Say Say/ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン 参考━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、11日の深夜のことである。

 

眠る前にXを読んでいた。

 

すると海外の方のポストに目が止まった。

 

それは以下のような内容だった。

 

 

 

🌸December  10,1983-

Michael Jackson and Paul McCartney begin six weeks at No1 in the Billboard US Top 40 with 'Say ,Say,Say '.

 

🌸1983年12月10日-

マイケル・ジャクソンとポール・マッカートニーは、「セイ・セイ・セイ」でビルボード全米トップ40の6週間第1位をスタート。

 

 

そう言えば、一年前にマイケルの描いた絵の原画となる浮世絵を美術館で発見して、飛び上がるくらいに驚いて嬉しかったことを思い出した。

 

そこで、いつ、美術館に行ったのかをスマホで確かめたところ、一年ぶりに又も飛び上がるくらいに驚いてしまった。

 

何と2022年12月10日(土)

 

そして丁度40年後の2023年12月10日

何故12月10日に原画を発見したのか?

何故ポール・マッカートニーが絡んできたのか?

答えはセイ・セイ・セイに💖

 

あまりに驚いて嬉しかったので、上記のポストに引用という形式で呟いてしまった。

 

すると私の半分?意味不明のポストに上記の方ともう一人海外の方から問い合わせの引用ポストが届いたのだった。

 

 

そこで、XのGoogle翻訳機能を全面的に信頼して日本語で回答させて頂くことにした。

 

 

ところがである‼️

 

 

まあ、当たり前のことなのだが、浮世絵の説明も加えたので漢字が多すぎてどうやら全ては翻訳できなかったようだ。

 

ふりがなをつければ良かったのかもと思ったが、字数制限の厳しいXでは際限ないポストになってしまうと思ってのが結果良くなかったのかも知れない。

 

まぁ、言い訳はここまでにして、取り敢えずどんなポストを投稿したのかをこのブログに記載しようと思う。

 

 

 

Beatrizさん、いくつものポストを英訳して頂きありがとうございます。

浮世絵は作品数が多く日本人でもよく分かりません。

ですからまさか原画を発見することができるとは思ってもいませんでした。

「芸者」と「着物マイケル」という名付けられた2点の絵画がマイケルの画集に収録されています。

 

 

「芸者」は1998年のマイケルのオリジナル作品でクレヨンとパステルを使用。マイケル・ジョセフ・ジャクソンの署名あり。

「着物マイケル」は1993年の同じくクレヨンとパステル使用のオリジナル作品。こちらもマイケル・ジョセフ・ジャクソンの署名ありです。

 

 

1987年、マイケルが来日した折、着物(直垂)を着て撮影をしました。

その時の着物の色は金色で、日本人以上に着物を着こなしていて驚いたものです。

ところが自画像を描いた際、マイケルは金色の衣装を紅色に塗り替えていました。

それが不思議に感じていました。

 

※直垂(ひたたれ)…武家社会で着用された衣装。

 

画集には「芸者」は、マイケルが東京の帝国ホテル近くのギャラリーで発見した古い絵にインスピレーションを受けたもので、マイケルはサインにマイクコードを流すように描き、それを彼の作品に変えた。サー・ポール・マッカートニーはこの絵を絶賛したと記載されています。

 

画集の次のページには「着物マイケル」が収録され、マイケル・ジャクソンは日本の服、芸者だけではなく、着物と侍の刀にも魅了された。そして日本の旅かインスピレーションを受けて自画像を作成した…と記されています。

 

マイケルが何故着物の色を替えてしまったのかが画集を見て以来ずっと心に引っ掛かっていました。

そして12月10日突然理解できました。

それは「芸者」と「着物マイケル」が一幅の絵画に描かれた浮世絵を見たからです。

 

さて、いよいよ本題です。

私が美術館で見つけた浮世絵は『源氏物語』を翻案(ほんあん)した柳亭種彦(りゅうていたねひこ)著・歌川国貞(うたがわくにさだ)画の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』の一場面の挿絵です。

この一場面の挿絵には「風流源氏雪の眺(ふうりゅうげんじゆきのながめ)」というタイトルがつけられています。

そしてこの場面の挿絵には知る人ぞ知る暗号が隠されています。

 

その暗号とは江戸時代に生きていた日本人であるならば割と簡単に理解できるものです。

かつての日本人は庶民も深い教養がありましたので。けれど残念ながら現在ではこの暗号は難問中の難問となってしまいました。

暗号を紐解くには世界最古の長編小説『源氏物語』に詳しくないといけません。

 

『偐紫田舎源氏』は紫式部の『源氏物語』を下敷きにして時代を平安時代から室町時代へ移しています。

将軍足利義政の妾腹の子・光氏が将軍位を狙う山名宗全を抑えるため、光源氏的な好色遍歴を装いながら宗全が盗み隠していた足利氏の重宝類を次第に取り戻し宗全達を滅ぼし栄華を極める話です。

 

「風流源氏雪の眺」は『偐紫田舎源氏』10編で末摘花の侍女が橘の木に積もる雪を振り払ったところ木の枝がはね返り松に積もった雪が落ちるという「末の松山」のエピソードになぞらえて描かれています。

このエピソードとは「絶対に起こりえない」ことの譬えであり愛の永遠を誓う」時の殺し文句です。

 

つまり「芸者」と「着物マイケル」から読み解けることは「あなたへの愛は絶対に変わることなどありません。もしそんなことがあるとすればそれは末の松山を波が超すようなものです」となるわけです。

この内容と12月10日に公開されたSay Say Say の歌詞の世界観はとても類似しているのではと思います。

 

 

 

 

現在「獅子吼の女」として、yoor オンラインサロンにおいて『マイケル・ジャクソン ラボ』を開設させて頂いている。

 

インタビュー記事を一読していただけると嬉しい限りだ。

 

オンラインサロンでは、マイケルの作品解説を通してマイケルの隠された芸道論(修行法・心得・演技論・演出論・歴史・美学)を明かしていく。

 

一見バラバラの人物やワードや出来事が、壮大で華麗な叙事詩を語り出す。

 

マイケルからの人類へのメッセージ……。

 

そんな新たな世界に誘い、日々楽しませてくれる、世界一いや宇宙一のエンターテイナーのマイケルにまずは感謝をしたい。

 

誰よりも優しくて誠実なマイケル、本当にありがとう。

 

※「マイケルと浮世絵」の詳細はお話会とオンラインサロンで公開します。興味を持たれた方は是非MOUSAの会のお話会か、オンラインサロンへ遊びに来てください。

 

 

 

 

 

Thank you for the upload.

 

 

宝石紫宝石赤宝石白宝石ブルー宝石緑宝石紫宝石赤宝石白宝石ブルー宝石緑

 

 

ベルベルベルMOUSAの会のお話会ベルベルベル

 

12月23日(土曜日)

 

14時から17時

 

「マイケルと仏教と」

 

参加費:10000円(大人)

5000円(子供・学生)

 

場所は都内某所

ケーキ&お茶代込み

 

 

お申し込みお問い合わせは

MOUSA の会まで

 

mousa20200829☆gmail.com

(☆印を@に変えてください)

 

 

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