鳥居ミコです
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私たちは
子供として生まれ
成長して
大人になり
やがて
子供のためや
後世のため
あるいは
社会や
世界のために
何かをしたいと
思うことがあります。
全員そうとは
限らないけれど。
そんな中
生まれてから
割と早いうちに
”大人”になる必要が
あったりすると
子供時代を
存分に
楽しむことが
できなかったりします。
(もっと甘えたかったのに)
(もっと遊びたかったのに)
(もっと優しくされたかったのに)
そんな思い残しとともに
大人になり
大人になってから
その思い残しを
自分にやらせてあげるために
壮大なドラマを
子供の頃から
無意識に
仕掛けていたりするのです。
今日は
そんな具体例の
お話です。
***
私は
へその緒を首に3回
巻いて生まれてきました。
怖がりで
泣き虫で
甘えん坊で
一度泣き出すと
火が付いたように
泣く子だったようです。
二歳上に
兄がいましたが
兄は
とてもおとなしい性格で
いつも
本を読んでるか
土を掘ってるか・・・
といった感じでした。
食べる、着替える、走る、
いろんなことが
遅い兄と
対照的に
なんでもすぐにやってしまう
私と。
今思えば
母が
兄の方に
注意を向けて
手をかけていたのは
自然なことだったのです。
ところが
ある時期から
私は
どんどん
ケガをし始めたのです。
転んで
前歯が下唇を
つきぬけて
血だらけになるとか
両ひざが
流血で真っ赤になるとか
指を挟んで
血だらけになるとか
右腕を
複雑骨折するとか。
今思うと
ケガをするたびに
母が私に
寄り添ってくれることに
味を占めた可能性さえ
あります。
だんだんと
母は
注意力散漫な私を
叱ることが増えていきました。
ふと気づくと
ひっぱたかれたり
頭を叩かれたり
お灸をされたり
あちこち
体罰を受けるように
なったのです。
自分を
ずっと見ていてほしかったのか
私は
それさえも
どこかで
ヨシとしていたような気が
するのです。
(愛されている)
母に触れられるたびに
そう感じていた気がして
ならない。
でも
そんな
こじれた発想での
母との”触れ合い”は
長く続きませんでした。
やがて
小学生になり
中学生になり
高校生になり
大学生になり。
成長すればするほど
・テストで良い点を取ること
・良い成績を取ること
・ピアノが上達すること
・英語が喋れるようになること
・母の望む学校に行くこと
・社会的に評価される会社に入ること
・社会的に評価される資格を取ること
そういったことで
母の注意を
こちらに向けようと
無意識に頑張るように
なっていたのです。
そんなことには
当時は
まったく気づきませんでしたが。
気づけば
10代で25歳くらいに
見られて
同級生や同期の中でも
「ミコってホント大人だよね」
と言われるように
なっていました。
でも
いくら頑張っても
母は
私を
認めたり
評価したりすることは
なくて。
20代後半ころに
拗ねが
臨界を超えたのか
母への期待が
ぐるんとひっくり返って
「恨み」に
なったのです。
(私は母に虐待された。
母の被害者だ。
母に自分がおかした罪を認めさせて
謝らせたい。
母のせいで傷ついたから
母が私に謝らないから
私は子供が欲しくないんだ。)
そんな思いで
自分の生き方を
決めるようになっていました。
母への期待と愛が
拗ねすぎて
こじらせすぎて
すっかり変な方向へと
いってしまったのです。
それからの私は
すっかり
被害者モード。
こんなひどいことをされた。
あんなことを言われた。
こんな目に遭った。
母とはわかりあえない。
母のせいで子供が欲しくない。
…あらゆることを
母のせいにして
友達からは
慰めの言葉をもらい
あなたは悪くないと
言ってもらい。
そういう時間を
重ねることで
どんどん
(私は悪くない。
悪いのはあっちだ。)
そういう想いを
増大させてしまったのです。
今思えば
よくぞあんなにも
そのことに
エネルギーを注げたなと
感心してしまうのですが。
こうやって
積み重ねた時間の中で
私はずっと
自分を被害者にしておくことで
山ほど
メリットを
受け取り続けたのです。
でも
その一方で
精神的に自立して
ちゃんと大人になることを
拒絶し続けていたのです。
その
大きなツケを
払うことになったのが
10年前でした。
一番
理解し合いたい人と
理解し合えない苦しみに
絶望を味わいました。
(私の人生
どこかおかしい。
ずっと頑張ってきて
全然幸せになれなかったと
いうことは
信じてきたことが
間違っていたということかも
しれない。)
そう気づいて
2014年から
本気で自分と
向き合い始めたのです。
そのおかげで
大嫌いだった母との
優しい思い出を思い返してみたり。
実家にあった母の日記に
私に対する葛藤がつづられているのを
発見したり。
少しずつ
自分がやってきた
被害者モードの人生から
卒業する方へと
意識が変わっていったのです。
そして
とうとう
今年になり
悲願だった
母からの謝罪を
受けることができて
見える世界が
のけぞるほど
大きく変わりました。
そうなってみて
よくわかりました。
私はずっと
被害者でい続けることで
子供でいたかったんです。
自分に
思い残しを
回収させてあげたかった。
そのために
母を加害者にしながら
膨大な時間と労力を
費やして
被害者をやっていた。
でも
結局は
(もっと甘えたかったのに)
(もっと遊びたかったのに)
(もっと優しくされたかったのに)
この思い残しを
すべて
私自身が
応えてあげたら
なんか知らんけど
内側から
満たされていったのです。。
叶わぬ思いを
母に叶えさせようと
頑張ったり
母に叶えてもらえなかったと
恨んだりしても
何も解決しなかった。
でも
自分で自分に
それを
次々と叶えてあげたら
自分が
子供の頃からの
しんどかった出来事を含め
あらゆる体験を
望んでいたんだということが
にわかに腑に落ちて
あの時も
この時も
いつだって
愛されていたし
愛していたのだと
深いところで感じるようになり
静かに
長かった闘いが
終わっていったのです。
私が私の人生に仕掛けた
壮大なドラマは
こうして
私の手で
幕引きとなりました
その過程で
メンターや
心を扱うプロの方たちの
おかげで
数えきれないほどの
気づきが
あったことが大きかった。
私の場合
早く大人になった分
子供時代のやり残しが
本当にたくさんあったけど
だからこそ
思うのです。
誰かに
やってもらいたいことは
誰かに頼ることもふくめ
自分で自分に
やってあげられるように
なることが
本当に大事だと
自分を満たして
生きていきましょうね
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(photo by 秋月雅)
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鳥居 ミコ