鳥居ミコです
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鳥居ミコが初めましての方は
こちらをご覧ください
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女性にとって
本当に幸せな生き方とは？
日頃
そんな観点から
ブログを書いています。
そこで
不定期にはなりますが
３０代、４０代、５０代で
やってよかったことや
やめてよかったことを
書いていこうと思っています。
今日は
４０代でやめてよかったこと
をテーマにお届けします。
振り返ると
４０代の私は
母を見送ったり
再婚したり
流産したり
離婚したり
かなり慌ただしい日々を
過ごしました。
とりわけ
１０年前に
人生が詰まった時は
「絶望」
という二文字が
ぴったりくるような
毎日でした。
そして
４７歳から
心の仕組みを学び始めて
５０歳までの間に
すごい勢いで
たくさんのものを
手放しました。
中でも
特に
こだわることを
やめてよかったと
思っている「価値観」が
あります。
それは
「いつも
理想の自分で
生きるべき」
というものです。
子供の頃から
なんか知らんけど
理想が高かったんです。
人前では
いつだって
恥ずかしくない自分で
いなければならない、とか。
誰からも
批判されないような自分で
いなくてはいけない、とか。
美徳と言われる
すべてのものを
兼ね備えていなければ
ならない、とか。
厳しい親への
反発を抱えながら
大人になったので
（親よりも
素晴らしい人間に
ならなければ！！
文句のつけようのない
大人にならなくては！！）
そんな風に
思い込んで
頑張っていたようです
でも
私の本籍地は
怠け者一丁目
です（笑
やる気なんか
出したくないし
できることなら
ダラダラしてたいし
ゆっくり
マイペースに
一歩一歩進む方が
好きだし。
ズボラを
絵に描いたような
自分でいられると
すご～く
幸せなんです
ところが
いつの間にか
本籍地を忘れて
遠くに旅を
しすぎてしまって
怠け者一丁目に
戻れなくなっていたのです。
そのせいで
例えば
仕事中に
ストッキングのかかとが
ちょこっと
伝線したと気づいたら
（私はダメなヤツだ。
こんな姿を人前で見せては
いけない。
早くコンビニに行って
ストッキングを履き替えないと
生きていけない。。）
そんな風に
全力で頭を抱えてしまうような
感じだったのです。
かかとが
３センチ伝線したからと
言って
恐ろしいことなんて
何も起きないのにね
とにかく
人前では
完璧であるべきとか
理想の姿であるべきとか
思いすぎていたのです。
流産した時も
そんな感じでした。
自分が流産したことで
動揺を見せたら
周りの人が
心配するから
申し訳ない・・・
そんなことを思って
ポーカーフェイスで
過ごしていたのです。
泣きたいのに泣かない。
怒りたいのに怒らない。
抑えて
抑えて
いい感じの自分だけを
外に見せようと
無理した結果が
あの「絶望」の日々に
つながっていったと
今では思っているのです。
自分という人間が
どんな人間か？
ということも
自分が
怠け者一丁目が
本籍地だ
ということも
何も
わかっていなかった
あの頃の私は
自分に対して
ものすごく
無理をさせていたのです。
ある時
そのことに
気づいて
長年かけて培ってきた
「いつも
理想の自分で
生きるべき」
という
価値観が
すごく自分のことを
不自由にしてるんだなと
思ったわけです。
それで
「どんな自分でもいい」
「ダサい自分でも大丈夫」
「いい人をやめていい」
そんな風に
真逆になることへの
許可を
出したんです。
ストッキングが
伝線したら
しっぱなし。
何かで
失敗したら
すぐにそれを
人に話す。
そんな風にして
ダメな自分を
人目にさらすことを
積極的に
やってみたら
急速に
楽になったんです
喩えるなら
足に合わない靴を
長時間はいた後に
靴を脱いだような
それくらいの
落差を
感じたんです。
あぁ…
私は一体
何をやってたんだろう？
どれほど
自分に
ムチを打つようなことを
していたんだろう？
そう思って
理想の自分
というものを
綺麗さっぱり
手放そうと決めたんです。
そのおかげで
本当に
心身が楽になって
生きやすくなりました。
そして
自分に優しい生き方が
できるようになったんです。
全方位に
自分にOK出せるって
本当に清々しいくらい
優しいんです。
もしも
これを読んでくださって
理想の自分でいようと
頑張ってきたなと
思われたら
それを
少しでも
緩めることに
チャレンジしてみてください
そして
ご自分の
本籍地はどこか？を
見つけてください。
ちなみに
自分の本籍地は
３歳までの
素の自分の中から
見つかると思います
これは
２歳の私と兄
のんびりした
怠け者の私がここにいます
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（photo by 秋月雅）
今日もブログを読んでくださって
ありがとうございます
鳥居 ミコ