時に
私たちは
子供時代の記憶が
鮮烈に残っていて
子供時代の親との関係を
そのままなぞるようにして
身近な人に
接してしまうことが
あります。
例えば。
子供の頃
母親が
愚痴を言うことが多くて
（もう聞きたくない）
となかなか言えず
聞いているフリを
続けているうちに
だんだん
耐えられなくなり
母親が愚痴を言うと
怒るようになった
とします。
すると
大人になって
自分のパートナーが
愚痴を言い出した時
（また言ってる）
と思ったり
「そう言うことは
言うもんじゃないよ」
とムッとして
注意したりするのです。
その時
何が起きているか？
というと
パートナーに
子供時代の母親との記憶を
投影して
接しているのです。
こういうことは
様々な場面で
無意識のうちに
起きます。
かつて私も
こういった
母親との関係を
相手に投影することを
たびたび
やっていました
例えば。
なぜそれをしたのか
理由を知りたくて
「なぜ？」
と聞いているのに
答えてもらえない時。
苛立ちを感じたり
悲しみを感じたり
めっちゃ心が
ザワついて
なだめるのが
大変でした。
（あ〜〜〜っっっっ。
あれはまさに
思春期のお母さんとのやりとりを
思い出していたんだ）
と気づいた時の
衝撃。。。
いくつも
そのタイプの投影に
思い当たることがあって。
私はどれだけ
精神的に
子供だったんだろう！？
なんて
思ったものです。
ところが
そんな自分に気づいて
過去の母親との記憶と
目の前の相手との関係は
全く別物だということを
理解したら
母親との記憶は
どんどん
薄らいでいきました。
そして
たとえ
似たような場面に
なっても
昔のような
ザワザワする反応が
起きなくなったのです。
そうなった私が
パートナーと
向き合うようになって
あることに気づきました
それは
彼が
最高のコーチ
だということでした
天然だけど
彼の言葉から
受け取るものが
たくさんあって
色々なことに
気づいて
軌道修正できることが
よくあって
それが
とてもありがたいのです
先日実は
こんなことがありました
ふと彼に
こう言ったのです。
「私、色々勉強して
まぁまぁ頑張ってるはずなのに
何も進歩してない気がするの。」
私にしては珍しい
ちょっと弱気な
“愚痴もどき”でした。
すると
言った瞬間に
鼻の奥がツーンとなり
目頭が熱くなってしまったのです
そんな
思いがけない自分の反応に
戸惑っていたら
彼は
こう言いました。
「自分で稼ごうとしてる人は
多分ずっと努力してると思うんだよね。
勉強し続けてない人っていないと思う。」
その言葉を
聞いて
背中が
シャキッとしたのです
そして
私もそれを
やり続けている
最中なんだと思って
描く未来を
改めて
イメージし直したのです。
慰めるでもない。
同調するでもない。
すごく客観的に
私が生きている世界で
今の私に必要なことを
伝えてくれる。
そんな言葉が
とてもありがたかったです
かつての
私だったなら
（なんで
そんなことないよって
言ってくれないんだろう？）
とか
（どうして慰めてくれないの？）
とか
そんなことを思って
イジイジしたかも
しれません。
でも
今の私は
彼の言葉の
肝にして要な伝え方にある
思いやりや
愛情に
気づけるようになった
そのことが
とても
嬉しかったのです
いつだって
パートナーは
幸せを願い
愛をもって
言葉を紡いでくれている
「パートナーの言葉は
神の言葉」
なんて言われるのは
それゆえなのでしょう。
というわけで
パートナーは
最高のコーチです
幸せなパートナーシップを
紡ぐ上で
パートナーの言葉を
フラットに
しっかり受け取ること
がめちゃくちゃ大事だと
思うのです
もしも
あなたの心に
響くものがあったら
意識してみてくださいね
（#彼カメラ）
あなたの人生が
ますます輝きますように
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（Photo by 秋月雅）
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