鳥居ミコです
今日は
わかり合えなくても
大丈夫
というテーマで書きます
先日
ふと思い出したことが
ありました。
実は
８年前に
心のことを学び始めた頃
（仕事柄
人と話すことが多いし
人の話を聞くことも多いし
コミュニケーションは
できてる方なんだろうなぁ）
となんとなく思っていたのです。
実際は
そうでもなかったのにね
当時
自分のことを
よくわかっていなかった私。
ところが
ある時
こんなことを
思い出したのです。
（そう言えば私
仕事なら別だけど
プライベートになったら
途端に
思ったことがあっても
すぐに言えなくなる。
頭の中には
はっきりと
言葉が生まれていて
それを言えばいいと
わかっているのに
クチに出すことができなくて。
伝えたいことがあるなら
メールに書いた方が
正確に伝えられるって
思っていたし
相手にもそう言ってた。
だからよく
タイムリーにではなく
二日後とか三日後に
「実はあの時○○って思ってて」
ってことを
伝えてたっけ。）
っていうことを
今思い返しても
その
コミュニケーションスタイル
については
身近な人からは
ほとんど
理解されませんでした
「思ったことがあるなら
なぜその時言わなかったんだ？」
「後から言われても
どうすることもできないじゃん」
と怒られたことが
たびたびあったことも
思い出しました。
私は
そんなセリフを
耳にするたびに
（どうして
わかってもらえないんだろう）
と思って
わかってくれない相手が
いけないんだ・・・と
心を閉ざすような感覚に
なったものです（遠い目）。
でもね。
ある時気づいたんです。
私が
正確に
人にわかってもらうことに
こだわっていたのは
ある背景が
色濃く影響していたことに
それは
私が
幼少期からずっと
（母が私をわかってくれない）
と思ったまま
大人になり
それを
ずっと不満に思っていて
どうにかわからせたい！と
思い続けていたことでした。
（わかってほしい）
母に対して
繰り返し
強烈にそう思い
それを伝えては
ガッカリし…
その願いを果たせぬまま
母は
１４年前に他界。
そんな私は
（どうせ私は
わかってもらえない）
という前提を
強くもっていて
それにしたがった
物の見方を
相手に
投影していたんです。
そのことに
気づいた時
めちゃくちゃショックでした
それを機に
「どうせわかってもらえない」
を手放そう！！
と決意したのです。
（どうせ愛されない）
を握りしめていたことにも
気づいていた私は
このタイプの
ネガティブな「どうせ」が
あると
人生がしんどくなることを
痛感していたし
すると
（自分のことをちゃんと
わかってもらわなきゃ！）
という思いが
少しずつ
薄まっていったのです。
自分が
自分のことを
わかってあげていたら
（それでも全部は無理だけどね。笑）
それで十分なんだ
…ということが
ゆっくりと
時間をかけて
腑に落ちていきました。
「人間関係で一番大事なのは
わかり合えること」
という風に思っていた頃は
わかり合えないと思うと
苦しくなってしまって。
だから
色々考えて
誤解されないように
正しく自分の思いが伝わるように
めっちゃ言葉を重ねて
クソ長いメールの中に
思いのたけを
書き綴っていたわけです。
何か
思ったことを
タイムリーに伝えて
否定するされることを
恐れて
そうならないようにと
一生懸命
先回りして
行動していたのです。
でも
「どうせわかってもらえない」
を手放すと決めたことで
少しずつ
（たとえわかり合えなくても
大丈夫。
私が誰よりも私のことを
わかってあげているから。）
そう思えるようになり
そう思えていると
いつでも安心で
幸せでいられることを
知ったのです
そんな経緯で
私はもう
長いメールを
書かなくなりました
特に
大切な人に向けて
書くのは
コンパクトな
必要最小限の言葉のみ。
大事なことは
会った時に
タイムリーに伝えるように
なりました
そして
わかり合えなくても
大丈夫って
思える自分であること
を日々大切にするように
なりました
このあり方が
コミュニケーションを
幸せなものに
してくれていると
思うのです
そんな私の体験が
これを読んでくださったあなたに
少しでも役に立ったなら
嬉しく思います
あなたの人生が
ますます輝きますように
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（Photo by 秋月雅）
今日もブログを読んでくださって
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鳥居 ミコ